夏の帯と着物の代表~絽~ | 茶道・パーティー・観劇で気軽に着物を愉しみたい大人女子の着付け教室

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こんにちは、関口加容子でございます。


昨日は、お手入れに出していました、夏前までに活躍しました袷の着物が、キレイになって帰ってきました。


大切な着物が手元に返ってくるのは、やはりうれしいものです。


「大切に着て、キレイにお手入れする。 」
長持ちさせるコツでもあります。


お洋服とは違い、何十年も着られるものですから、特別な愛着も生まれて参ります。


「着物三代」という言葉もあるくらいで、大切に着れば、3世代に渡って着られるということです。


さて、今日は盛夏用の着物について。


薄物の代表「絽」です。



こちらは、絽の帯です。


ご覧の通り、でこぼこで隙間がたくさんあるでしょう。


空気の通りを良くして、涼しく着るために織り方に工夫がしてあります。


縦糸をからみ織りにして、緯糸を3本
(3本絽)、5本(5本絽)、7本(7本絽)などがあります。



こちらは、着物地です。


やはり、織に隙間がありますね。


着心地はとても軽くて、肌触りもさらっとしていて、涼しげですよ。