昨日は、お手入れに出していました、夏前までに活躍しました袷の着物が、キレイになって帰ってきました。
大切な着物が手元に返ってくるのは、やはりうれしいものです。
「大切に着て、キレイにお手入れする。 」
長持ちさせるコツでもあります。
お洋服とは違い、何十年も着られるものですから、特別な愛着も生まれて参ります。
「着物三代」という言葉もあるくらいで、大切に着れば、3世代に渡って着られるということです。
さて、今日は盛夏用の着物について。
薄物の代表「絽」です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150809/16/kitsuke-honoka/55/af/j/o0800060013390703927.jpg?caw=800)
こちらは、絽の帯です。
ご覧の通り、でこぼこで隙間がたくさんあるでしょう。
空気の通りを良くして、涼しく着るために織り方に工夫がしてあります。
縦糸をからみ織りにして、緯糸を3本
(3本絽)、5本(5本絽)、7本(7本絽)などがあります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150809/16/kitsuke-honoka/45/40/j/o0800060013390704044.jpg?caw=800)
こちらは、着物地です。
やはり、織に隙間がありますね。
着心地はとても軽くて、肌触りもさらっとしていて、涼しげですよ。