SAFARI-VIVIO復活への道 ３４ 実は組付けしてました

SAFARI-VIIVO復活への道　３４　組付編

Ｎｏ．３３ではボディと外装部品の塗装工程が完了した事を報告しておりましたが、その後は投稿が止まってました

日常業務が忙しかった事もありますし、競技会の運営や選手としての参加などもあり、日々の進捗状況を投稿するのは厳しいぞ！という判断をしてＮｏ．３４を書けずにいました。

で、昨日の時点で初めて着地して前後に動きました

いやぁ、エンジン始動は組付け段階で確認してましたし、ウマの上で駆動確認もしてはおりましたが、実際に前後に動く様子は感動しかありませんでした＼(^o^)／

組付け段階のダイジェストですが、ご紹介します

エンジンルーム内の組付け

　・配線はコルゲートやテーピングは全てやり直し

　・入手出来る部品は新調（ほぼないけど）

　・Ｘでご提供いただいたキレイなマスターバックを採用（感謝）

　・ブレーキ配管は部品取車から移植（部品取車のご提供に感謝）

下周り＆足周りの組付け

　・（株）三陽さんにパウダー塗装していただいた部品はどれもピカピカ

　・ブッシュ関係も入手出来たものは新品に（ＳＴＩ強化品か純正にて）

室内の組付け

　・サファリ装備の安全燃料タンクはガスケットを作って搭載

　・配線は純正状態でない部分に注意して組付け

　　それでも何回も行っては戻りを繰り返しました

　　ブロワーは部品取車から一部部品を移植採用

ステアリングシャフト

　長年の雨漏りで室内の部品も錆だらけ

　錆落とししてリペイント（まるで新品！）

シートレール

　アルミ製のサイドステーが腐食で酷い見た目だったので、アレコレしてキレイに

　シートレールは純正改ですが、再塗装して取付

エンジン搭載

　・エキマニは純正＋ワンオフ品です

　　※当時と違いますが、今回部品塗装をお願いした（株）三陽さん自慢の耐熱塗装を実施

　・ホース類はほぼ廃盤なので、慎重に

　　一部ダクトは当社のデッドストックあったので、今回投入

　・ウォッシャータンクはREX用で廃盤でしたが、某オクで新品発見（即落札）

　・この段階で始動確認するもあっけなく始動してビックリ

　　※まぁ、その後センサー関係やら多数のトラブルはありました

外装

　エンジンルーム部品と同様にゴム部品の多くが廃盤です

　でも、なぜか当社にここの部品左右分がストックありました

　普通交換しない部分なので、なぜあったのか記憶もありませんが、ラッキーでした

ウイングランプ

　SAFARI仕様の代名詞ですね

　PIAAさんに依頼するも廃盤で入手出来なかったのですが、こちらも某オクで新品発見

　ちょっと高かったけど、この見た目になったので妥協出来ずに落札しました

バケットシート

　過去投稿で紹介しましたが、当時のシート製造元で働いていた方に補修してもらった逸品です

　市販品ではなかったので、この出会いの奇跡は今回の企画内でも大きな出来事でした

マッドフラップ

　当時は市販品ではなく材料から切り出していたオリジナル品でした

　今回も似た青い材料を探してLAILEさんの市販品に採用されている素材が似てたので交渉

　材料で譲っていただき、マッドフラップとセンターフラップを作成しました

組付け作業の大きな山場を終えたある日

１台を仕上げるためにバラした車両は全部で４台

それ以外にもストック部品などもあるので、かなりの部品量でした

※この写真の段階で１台分丸々がない訳ですから！！

今後に向けて一部部品はストックヤードに戻しますが、腐食が酷く再使用は難しいものはこの日に廃棄処分しました

「いつかは使う」で約３０年近くストックしてたので良かった部分もありますが、今後は流石にないと思うので、処分しました

で、今の状況がこんな感じです

残る作業は

　・ルーフモール取付（曲げや凹みを出来るだけ改修）

　・カウルパネル取付（こちらも塗装してから取付）

　・ワイパー取付（三陽さんでアームは塗装済み）

　・リンクガード取付（製作から）

　・牽引フック部塗装（リア）

　・タイヤ＆ホイル交換（新品タイヤが４本ありました！！）

　・シートベルト取付（流石に当時物は無理でしたが、Sabelt製品の似たモノへ）

　・アライメント調整

　・カラーリング（YODAラリーイングに依頼済み）

　・その他

という感じです

完成は作業開始から１年を迎える今月末までになります

そして８月４日にエビスサーキットでお披露目します

※ダートラと搬入の関係で３日（土）もウチの２台（ヴィヴィオとレオーネ）は見ていただけます

完成までもう少しです

続く