GDB メンテナンス 3 オイル漏れ修理
メンテナンス作業中のインプレッサSTI(GDB涙目)
タイベル関係の作業が終わって続いてはオイル漏れ関係の作業となります
左右のタペットカバー周辺からオイル漏れがそれなりにあります
まずは右バンクから
タペットカバーパッキン
カム角センサー
スパークプラグ
を交換
タペットカバーは初めてではないようですが、前回の作業時に液体ガスケットが大量に塗布されていたので、掃除がかなり大変でした(涙)
そしてカム角センサーはオイル浸透しており、外部への汚れもありましたが、配線を伝ってしまう一番嫌な展開でもあります
その証拠がコチラ!!
カム角センサーに刺さるカプラーの先にある点火系配線が集中する部分がこの通りオイル浸透しておりました
こうなるとクリーナーで極力掃除をする以外はエンジンハーネスの交換しか手はないのですが、残念ながらエンジンハーネスもメインハーネスも既にメーカー打切り(廃盤)になっております。
この症状は最悪はここからメインハーネスを伝ってECUまで到達してECU内がオイルでべっちゃりになりショートして不動車になったり調子が悪くなったりします。
あっ、ECUも既に廃盤というのが現実です
と、ネガティブな事を書いてしまいましたが、こんな心配があるから先週末のGDBのお客様のように点検兼ねた予防メンテナンスで異常がなくてもカム角センサー交換を実施したりしております。
続いて左バンクの作業も同じ内容です
GDBの左バンクにはもう1つカム角センサー交換がありますが、こちらはオイル浸透はありませんでした
オイル漏れ(滲み)はもう1ヶ所ありました
インタークーラー裏のダクト連結部です
これは作業していてある程度の頻度である事なのですが、年数経過した最近は以前より見かける頻度が高くなったと思います
この漏れ(滲み)の原因はボルトの緩みです
ガスケットが経年変化するのが要因だとは思いますが、今回は片側だけ滲んでましたが明らかに1本が緩かったので増し締めして清掃して組付けました。
心配な場合はインタークーラー脱着する作業時にガスケットを新品に換えるのもお勧めです
※今回はガスケット交換はしておりません
作業はもう終盤です
あとはクーラントホースを繋いでクーラントS-429Cを入れれば完成です
もう少し