BR9 CVTからのオイル漏れ修理 1 | スバル専門店 KITserviceの日常

BR9 CVTからのオイル漏れ修理 1

レガシィアウトバック(BR9)へのメンテナンス作業

 

CVTミッション搭載後によく見かける問題点のオイル漏れ

これまでは当社でのオイル交換や別作業時に見つかってもメーカー保証対象としてディーラーで対応していただくケースだったので、実は当社で対処するのは今回が初めてになります

 

「遂に来たか、、、orz」というのが正直な感想です

だって、BR/BMレガシィ系以降、レヴォーグ・フォレスター・レガシィなど多くのSUBARU車にCVTは搭載されておりますが、オイル交換等で何台となく漏れている車両を目にしておりますので、今後はこの作業が激増することになると容易に想像が出来るからです

 

マニュアル車が減少しておりますが、今後はクラッチ交換でミッションを降ろすのではなく、オイル漏れ修理でCVTを降ろす事の方が多い未来になりそうな気がしております

 

今回はオーナー様のご希望でオイル漏れ箇所の修理だけでなくストレーナー交換も同時実施するので、CVTオイルパンも外す事になります

更なるトラブルを防ぐためにあまり頑丈そうではないオイルパンも新品交換で対応します

 

クレードルマウントのBR/BM系のCVTのみを降ろす作業は中々難儀しました

エンジン吊るだけでなく、マウントがグラグラするのを抑えるのにラッシングであらゆる方向にエンジン固定しております

きっとメーカーSSTもあるのでしょうが、このモデルの入庫率を考えると専用SSTは買えませんから、今後もアレコレと試して最善策を探りたいと思います

レヴォーグ他はこの搭載方法ではないので、苦労は少ないと思います

 

続く