GC8 エンジンメンテナンス①
インプレッサ(GC8)をお預かり
この車両は元当社代表の愛車だった1台
今回はこれからも更に長く乗り続けたいというオーナーさんのご希望でエンジンメンテナンスを実施する事になりました。
作業の始めは圧縮比計測をという事でプラグを外してビックリ
1番と4番がこんな状態でした
圧縮の方が4ヶ所とも基準値範囲内でした。
という事でエンジン本体を降ろすのですが、この段階からある事と格闘する事になりました
無事にエンジンが降りましたが、通常作業の5割増し位の時間を要しました
その理由はホース類や樹脂部品の経年劣化による硬化です。
複雑に曲がったゴムホースはまるでプラスチック製品のように硬くなっており、柔軟性皆無です
ヒートガンで1ヶ所づつ温めながら慎重に作業を進めていきました。
今回は純正部品で供給があったホース類は一式交換をするのですが、廃盤だったホースもありますので超慎重に作業を進めます。
この後インマニを外しのですが、カプラーもいつポキッとなるか心配なのでこちらも温めながら外していきたいと思います。
※エンジンハーネスは既にメーカー廃盤です
※カプラー単品ではSUBARUは部品供給ありません
いやぁ、精神的にキツイです
もはやGC8のエンジン周辺の作業はレストアと同じ位の時間と精神を使います
この掛かる時間を考えると少し工賃計算も考え直さないとマズいです
続く