BP5 異音点検 | スバル専門店 KITserviceの日常

BP5 異音点検

冷間時に異音が気になるというお客様

レガシィワゴン(BP5)

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条件が冷間時との事でしたので点検としては異例のお預かり対応で朝一番に確認でエンジン始動
動画の通り音を確認出来ましたのでリフトアップしてみたところ音の原因を特定!

 

ATのトルクコンバーターとハウジングカバーが干渉している音でした。
こうなった原因はエンジンマウントやミッションマウントの劣化による潰れになります。
更にこの車は社外部品でエンジン位置を下げる処置が施されているので、マウントがへたってきてがっつり音が出てしまっています。
カバーを曲げても純正位置より下がっているので効果が期待出来ないので、マウント交換がまずは必要と診断しました。
 
そして、、、
点検では更に深刻な問題点も確認出来ました
ブレーキローターはパッと見ただけでもの凄い摩耗だったのですが、パッドは残量0ではなく座金がローターに当たっているにでマイナスでした🙅‍♂️
リアもパッド残量2部山程度でローターは摩耗限界超えてます。
 
音が気になっての点検入庫ですが、パッと見で分かるこの状況をここまで放置して運行するのは危険行為としか言えませんのでオーナーさんには猛省していただいて早急に改善してほしいと思います。
安全面はオーナーさんだけの問題ではありませんので何かがあってからでは遅いので厳しめに書きます。
 
こういうのは本当に残念です
もう少し愛情注いで安全に運行できる愛車管理をしてほしいと願います。