今日は「杖道」の初稽古だった。
念願の道場通い。前日から嬉しくて嬉しくて・・・
昔から、道のつく世界に憧れていた。
茶道でも華道でも、剣道でも。
ただ、どう考えても お茶やお花の世界を勝手に想像して
「道」以外の部分がなんだか
めんどくさそう・・・とか思ってしまう。
やるなら武道と決めていた。
剣道をやっている友人の話を聞いていて
いつも羨ましかった。
絶対的な師匠がいて、40歳を過ぎた今でも熱心に稽古に打ち込んでいる。
思想や、目指す方向は同じでも
この人には敵わないなぁと思うのは、その道をずっと追い求めるということを
続けてるからだ。
ゆるぎない何かが備わっていて、強い人だなぁと思う。
私もそんな風になれたらなぁと、いつも思っていた。
で、この度、43歳を迎え、人生のどん底か・・なんやねん私の人生と
笑うしかないほど苦しかった時を超え
自分を新たに構築すべく
「道」の世界へ足を踏み入れた。
そのつもりはなかったが、なぜか「杖道」になった。
その流れに従うことにした。
道場は神木にある。
初めてその地に連れていってもらった時に、
目の前に迫ってくる山並みに、何故か胸がいっぱいになった。
そこで生まれて育ったという友人に、ずるい!!
私がここで生まれたかった!と思った。
その地にある道場に通うというだけで嬉しかった。
先生は、お会いしてというか、おかしな言い方かもしれないが、
お会いする前から好きだった。
その、初稽古が今日だったのだ。
道場に行く前に
原地神社に参拝して
気持ちを静めた。
調子乗りなので、このウキウキのまま行ってはならぬ・・・と
思いまして。
今日は、私しかいなくてマンツーマンで、1時間半の稽古。
夢中だったのであっという間に時間が過ぎた。
身体の中心に剣を構えられた先生と相対した時に、
ふっと、違う世界に引き込まれた気がした。
ココロの中で、
わぁ~っと歓喜の声が上がっていた。不謹慎かな。
先生は、道場に足を踏み入れた私に、
「あんた、道というものを思うのならこれやの。」
と、壁を指差した。
「求めずして剣道上手くなる道理なし。」
はい。
ただ、そこに通うことに満足せず
精進します。
先生、
どんくさい私に丁寧にご指導くださって、ありがとうございました。