お仏壇のろうそくについて | 風の時代の善集中仕事人の作る神棚と仏壇

風の時代の善集中仕事人の作る神棚と仏壇

彦根の伝統産業である仏壇産業を再復興させるために、日本人の祈りがいかに凄いものであるかに毎日触れていただきたくて、仏壇漆塗伝統工芸士を22年させていただいています。

今日も絶好調の武田善和です。
今日は、お仏壇に使うろうそくについてお話したいと思います。
最近、ろうそくというとほとんどが洋ろうそく(石油でできたもの)がほとんどです。
手頃な値段でどこでも買えるので、とても便利なのですが、お仏壇に洋ろうそくを使用されると油煙が出るため、お仏壇の内側が油煙でまっくろになり、お仏壇をきれいにさせていただくときに、かえってお掃除、お

洗濯に費用がかかってしまいます。

その点、昔からの伝統的に作られている和ろうそくは、油煙が出ないので、お仏壇のお掃除、お洗濯時に余
分な費用をかけることなく、お仕事させていただけます。

和ろうそくでもホームセンターや身近で売られているものは、ほとんどが混ざり物が入っているため、洋ろう
そくを使っているのと変わらない状態になってしまいます。
いちばん大変なのは、煙が出ないお線香は、見た目に煙がでていないように見えますが、見えていないだ
けで、帰ってお仏壇の屋根や天井を汚す原因になります。

昔ながらの和ろうそくを作っているところは、日本でも数少なくなってしまいました。お仏壇屋さんでも本物を
扱っているところは、本当に少ないです。
本物の和ろうそくは、炎がやわらかく、安定しており、炎が作り出すゆらぎの世界は、とてもこころ落ち着きます。
観和堂では、大事なお仏壇にご使用されるろうそく一本にもこだわっています。

和ろうそくの世界、ぜひご体感ください。
本物の純国産お仏壇を買うなら観和堂