今回は紀伊半島のど真ん中を走り、最も距離が長いのと獲得標高も高くなるコースです。近畿一周で最も総合的に厳しいコースになります。以前走ったときと比べると年齢的に厳しくなったのと、3年間中国に行って運動を殆しなかったので、行けるのか不安でいっぱいです。
 天気は朝方雨が降るあまり良くない天候からスタートです。雨は止んでましたが、地面はまだ濡れてますね、場所によっては小雨が降っているみたいです。JR  五条駅からスタート。



国道24号、国道168号と乗り継いで走り最初の道の駅です。
ここまでずっとヒルクライムでしんどかった。最大10%くらいですから激坂ではありませんが、長くてずっと登っているため精神的にも肉体的にもシンドくて疲れました。道の駅に到着してやっと一休みです。この道の駅は形状がUFOみたいで変わってますね、星のくにという事もありそれを意識してるのかな?




 この道の駅の近くに維新胎動の地という建物があった。維新と言えば幕末しか知らなかったですが、鎌倉幕府が立ち上がった時にも同様な事があったのかな?寄ってみようかな、と思ったがまだ閉店中でした、残念です。像の人は大塔宮護良親王らしいですが、全く知らない人でした。勉強不足です。



 十津川に向かう途中にある谷瀬の吊り橋です。日本一生活用に使われて中で長い吊橋のようですが、床の板の固定があまいのと、両横が網で板を踏み外せば落ちてしまう構造です。強度も弱くて20人以上渡るとヤバいみたいです、本日は風も強くずっと揺れて怖かったです。






 大塔を過ぎれば後はダウンヒルで比較的楽に走れます。
途中にある2つ目の道の駅  十津川に到着です。


 なんか町役場のような建前の道の駅ですね。ここでしか食べられない5時間も煮込んだ柚子入り串コンニャクを食べて、足湯に浸かり身体を温めてから次に向けて出発します。


 旧国道にあるため、途中から脇道に入り行かなければならなくなった道の駅です。国道から3kmも外れているため客も激減でしょうね。他の道の駅と比較すると少し寂しい感じです。近くに熊野古道があり、世界遺産に行ける道の駅です。




 走っていると途中にある大きな神社の熊野本宮大社。マークが何か怪しい宗教みたいで怖い感じです。世界遺産の神社だから行ってみたいですが、今日は時間がないので、入口付近の鳥居のところでお祈りしてから次の道の駅に移動します。



 入口の獅子像も今の時期はマスクしてますね。


 ダウンヒルが終わって最もキツイ後半の長くて高度のあるヒルクライム。ここが最も身体にこたえます。到着時には日が暮れ始めてます。まだ16時になっていないのに、早過ぎるでしょう。
ここからも熊野古道に行けるようですね。観光客が非常に多いです。





 更にダウンヒルして17時前にふるさとセンター大塔に到着。まだ営業時間内なのにもう店内は電気が消灯されていて、なんとかスタンプ押せました。危なかったです、ギリギリセーフで良かったです。でもここから街灯もない暗い夜道を、自転車のライトの明かりのみで走らなければならない非常に寂しくて辛い時間帯です。街中に入ってしまえば、街灯があり夜でも明るく走りやすいのですが。また、トンネルが多かったせいかライトの電池切れでヤバイ感じになりましたが、10分充電でなんとか最後まで持ってくれと祈るだけです。もし切れてしまったら、真っ暗闇を走ることになりますので、こんなピンチ初めてです。




 なんとか最後の道の駅に到着です。ライトの電池はこの道の駅で切れてしまいました。ここからは街灯でなんとか帰りまで行けそうです。この道の駅も高速道路のサービスエリアの様な道の駅です。もう遅いためか客はほとんどいなくて寂しい感じです。以前来た時はなかった比較的新しい道の駅。世界遺産熊野古道中辺路街道入口にあることから「口熊野」と呼ばれているようです。


 ライトの電池が切れたため、今回は白浜まで行かずに近くの朝来駅で本日は終わりです。なんとかこの駅から終電で家まで帰れそうです。今日は距離と標高差でしんどかったです。近くのローソンでビールとつまみを購入して一人反省会をしてノンビリ帰ります。反省点はライトの件と後半のヒルクライムにヘバッてしまったことです。今後は対策実施頑張ります。




今回走行したコースは

自宅  ~  最寄り駅  →  JR  五条駅  ~  道の駅   吉野路  大塔 ~  道の駅   十津川 ~  道の駅  奥熊野古道ほんぐう ~  道の駅  熊野古道中辺路 ~  道の駅  ふるさとセンター大塔  ~ 道の駅   くちくまの ~   JR  朝来駅  →  最寄り駅  ~  自宅

でした。


今回の結果は

 走行距離:153.3km(自宅~最寄り駅含む)

 平均速度:20.5km/h

 獲得標高:2066m

 消費カロリー:3522kカロリー

以上でした。

 日が暮れるのが早くなり、もう17時には薄暗くなって来ました。山の中で日が暮れると街灯なしの真っ暗闇の中を一人走ることとなり、寂しくて危険なためなるべく早めに終わらせて帰るようにしようと思います。現実山の中では遅くなると車が側を走ると危険を感じて怖かったです。