私は、元ソフトテニスの実業団選手で元銀行員でもあります。
現在は、硬式テニスを中心に
メンタル戦術セミナー、ストレッチ指導、ケア方法の指導等スポーツ全般に活動しています。
私が現役の時代は、
水は飲むな、負荷をかけろ、というスポ根時代でした。
実際に才能に恵まれながらケガで引退した選手も多くいました。
そんな苦い苦い経験も最先端の理論でという、現在の指導につながっています。
それでも、スポーツをするということは、ケガをすることとセットであることも事実です。
その上で、リスクを減らし、練習や試合以外の時間も伸びやかな日常生活を送れるように研究しています。
参考図書
引用開始
P54
変動成分の多い身体だからこそ、「いい立ち方」ができる
さて、脳のプログラムを変える手がかりの一つは身体のこりを少なくすることですが、もう一つは、センターを形成することです。
まず、身体中がこりで固まった極端な姿として、ブロンズ像が立っている状態を想像してみてください。
両足で囲まれた基底面の範囲に重心落下点―そのブロンズ像の重心と地球の中心を結んだ重心線が底面と交わる点―が含まれている限りは立っていられるでしょう。楽といえば楽な身体です。
こうゆう身体では、脳が身体を制御する機能も楽をしているので、脳のプログラムも単純です。
逆に身体のこりが少ない、ゆるんだ身体というのは、1ミリや2ミリの重心落下の違いをいちいち気にする身体、ということになります。
人間の身体には、約200の骨と約500の筋肉があって、縦方向にいくつも重なっています。
しかもそれぞれ別の形をしながら、面と面が水平面状にきっちりとは重ならないようにできています。
動きやすいように、関節面などはつるつるすべりやすくできているわけです。
身体がゆるんでいると、それらのパーツがかっちり固まってしまわず、ずるずる動いているため、変動成分が多くなります。重心線は、全身のそれぞれのぱーつの重心線を合成した線ですから、変動成分が多ければ、それらのすべてのベクトルを積算するという複雑な計算が必要になります。マイケル・ジョーダンやイチローの脳では、常にこの複雑な演算処理が無意識に行われていると考えられます。
ゆるんだ身体で、全身のパーツのベクトルを合成し、演算処理をしてできあがる1本のベクトルは、自ずと重心線と重なります。その重心線に沿って潜在意識下で作られた1本のラインがセンターなのです。
人間が直立しているということは、重心線と背骨に沿った体幹とが平行になることが必要です。
体幹の軸が重心に沿ったライン状の意識と重なるのが、人間が立っているという状態です。
引用終了
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