著者 田中 実・(株)中央経済社 2021年3月15日発行
本書について、地元豊川市の図書館では「持続化給付金、税金関係の延納制度、雇用調整助成金など、一般的に活用しやすい助成金等を網羅し、ポイントを整理・・・・・・」、Amazoでは「政府による「新型コロナウイルスに対応する助成金」が多数創設された。しかし、多くの人が申請書類・方法が複雑で受給できずにいる。複雑な申請を解決する助成金の解説書。」と紹介されている。
本書は雇用調整助成金類の要点の解説であるが、こういう紹介文は、読後に読むとまた味わいがある。
目次のすぐ後に、「助成金申請に必要な事前調査」について1ページでまとめられている。賃金台帳が載っていないのが気にはなったが、ソフトウェア利用の事業所なら特段問題はなさそうだ。助成金では法定帳簿作成保存など最低限の法適合性が当然ながら必須ということが、このページの下部にもきちんと説明されている。
第6章では「平均賃金」、「支給日数」という躓きかねない箇所の説明もある。なお、「平均賃金」は神奈川労働局のホームページからの引用、同ホームページにはさらに説明が続いている。気になる向きは要チェック。
表紙に97%支給とあるが、残り3%はどういう理由か、気になるところだ。
日々改正が気になる状態で内容は過去のものになりつつあり、時点修正に気をつけねばならないが、ページ数も手頃で、参考になる一冊だった。