ソチオリンピック、女子シングル、浅田真央さんの、あの、永遠に忘れることの無いであろう フリー の演技を見て、暫くは、点数やメダルのことを口にすることが、不謹慎であるような気持ちがありました。 


彼女のあのフリーは、正に究極。  全く、比べるものなど、他には一切、ありません。


けれど、競技の中で演技は行われていたのですから、採点がされない訳にはいきません。 ですから、与えられるならば、あの演技にこそ、空前の、オリンピック最高得点が付けられなければいけないと、思う。


ー ー ー 私は、本当に、そう思っています。



LIVE放送で、彼女のフリーを見た、その時、実は、発表された 142.71点 に、私は不満を覚えました。 (点数などどうでもいい、と言う考えでありながらも、・・・・)、


案の定、最終グループの6人の選手の演技が開始されると、次々と、浅田真央さんは、順位を下げられて行きました。


終わってみれば、フリーの得点も、金と銀のメダルを獲った選手達には、彼女のそれを超えた点数が点けられていました。


見る気になれない、採点の詳細表を、一応、クリックしてみました。 上位3名は、皆、演技構成点の5項目に、9点台の数字が並んでいましたが、浅田真央さんのそこには、9点台の数字は一個もありませんでした。 合計は、69,68点 です。  


ジャッジによっては、9,00 9,25 9,50 という数字が付けられてある所もありますが、それを言えば、トップ3の選手には、10点満点も、幾つか付いているのです。


~ ~ 演技構成点では、キム・ヨナ選手が74,50点で、一番高い点数を獲っています。


私には、ちょっと、理解出来ません。 浅田真央さんの演技は、技術的に極めて優れていることも勿論ですが、スケーティングスキル、技と技のつなぎ、曲の解釈、表現、等々、それこそ、抜群ではありませんか。


そして、何よりいつも、首を傾げてしまうのが、キム・ヨナ選手の、あのスケート、タチアナ・タラソワさん曰く、‘退屈な演技’ の、あれが、ところが、演技構成点に於いて、一番の点数、


~ ~ ~ 理解不能、酩酊、です。


やっちさんのブログで、Sonia Bianchetti (ソニア・ビアンケッティ) という人の書いた、『2014 ソチオリンピック 』 という題の翻訳記事を読みました。


私には理解不能なジャッジですが、その方が、その文章で唱えているような、キム・ヨナ選手に対する演技の評価がされてあるならば、それは、認めざるを得ないものともなる、ー ー   


つまり、出場選手中、一番の演技である、というような、大変な高評価を持って、あの、キム・ヨナ選手の演技を、ソニア・ビアンケッティさんは褒め称えて書いています。


吃驚です。 私は、その記事を読む迄、生憎、彼女のことを知りませんでしたが、ジャッジ経験のある人だそうで、


ー ー ジャッジをする人の感性や、人間性というのは、つまりは、そういうものなのか・・・・と、呆れるやら、腹立たしいやら、という思いに駆られました。



その文章の最後に、浅田真央さんのフリーの演技を認め、敬意を表する、というような一文がありますが、私は、キム・ヨナ選手を、出鱈目に褒めるような人には、浅田真央さんの演技について ものを言う ようなことは して貰いたくない、と思っています。







ソチオリンピック、フィギュアスケート男女シングルの競技について、浅田真央さんのショートでの失敗、そして、フリーでの、正に世紀の名演技を観て、もう、他の一切が、私の中では虚無になってしまいました。


どのメダルが誰のものとなったか、それも殆ど、関心外となり、韓国では、キム・ヨナ選手の銀メダルが不当だと大騒ぎになっている、というニュースも、そのタイトルを目にするだけで、記事までは、読む気が起きません。


・・・が、タラソワさんが、キム・ヨナ選手の演技について、批評をしている、という記事だけは、ブログ村の人気記事をクリックして、読みました。


全てに同感でした。


その中に、‘比べるなら、難度の低いジャンプでメダルを獲った、コストナー選手とすればいい、’ ~ ~ などという ことば があって、


私も、そういえば・・・、と思う、幾つかのことを思い出しました。


コストナー選手の、特にフリーの演技 ( ー ー と、エキシビションの衣装)、は、キツイものがあると感じました。  あんなにセックスアピールがあって、いいのでしょうか。  キム・ヨナ選手も、審判への ウィンク や、身体をクネクネさせる仕草、あれは、顰蹙だと、バンクーバーの時にも、真央ちゃんファンからは、随分批判が上がっていましたが、コストナー選手の演技は、度を越えて、アダルトな雰囲気がマックス、ではなかったでしょうか。


ロシアの芸術的なポジションでリンク上を滑る、17歳のソトニコワ選手がつくり出す世界とは、随分な、違和感です。


その点では、コストナー選手は、断然、キム・ヨナ選手を上回っていた訳ですが、順位は下でしたから、審判達には、スルーされた、ということでしょうか、ー ー ー つまり、誰も、殆ど、問題にしていない、ということなのですよね・・・・、


・・・・私は気になりました。



それから、(これも、殆ど、私だけが見て気になったことのようですが)、羽生選手の、首筋に貼ってあった、ピップエレキバンのような丸い、絆創膏様のものは、何なのでしょう。 ・・・・フリーではスタミナ不足が懸念されている羽生選手ですから、それを補う為の、もしや、補強薬のようなものだとしたなら、それは、違反にならないでしょうか・・・・、



それと、グランプリシリーズの中国杯の時から気になっていたことなのですが、中国のエンカン選手が、ショートの時に、口笛を鳴らしますが、あれも、私は気になって仕方ありません。



 



フジTVの ‘金曜プレステージ’ ・・・・・ 浅田真央さんのスタジオ出演もあった、彼女の、ソチオリンピック迄の軌跡を綴った番組は、皆様、ご覧になって、そして、楽しみことは出来たでしょうか。


   【独占! 浅田真央、誰も知らなかった笑顔の真実



私は、見る前、心に持っていた楽しみ感を、見終わった後に、そっと、屑篭の中に捨てました。


始めは、何故、あんな風に、ジャンプが跳べなくなった、スランプに見舞われた、お母様が亡くなられた、という辛いところを沢山出してくるのか、嫌だなぁ ~ ~ という思いでした。


そして、何か、違うのではないか、という思いも残りました。


今回のオリンピックで、浅田真央さんはメダリストにはなれなかった、、、から、つまらない感じの番組になってしまっているのだろうか、


と、そんなことを思ってみました。 ー ー ー そう、そう、彼女の、金メダル以上だ、と、世界中の人を感動させた あの フリー の演技の、その捉え方が、あの放送は、どこか、ストレートではなかったかもしれません。何故でしょうか。


途中、天才少女 という、その言い方は違う(ー間違っている)、と、ナレーションで言うところがありました。


 彼女のジャンプは、神様がくれたものではなく、彼女が努力で得た技術だ、と。



私の中には、浅田真央さんは、神様に愛されている、奇跡のスケーター、という夢の中の人のようなイメージが、ずっとあります。


彼女には、不可能な夢を叶えてしまうような不思議な力が、神から与えられている、- - - 私は、ソチオリンピックのフリーを見て、やっぱり、そう、思いました。



けれど、何故でしょうか、あの番組は、彼女を何となく哀し気な、翳りに足を踏み入れたスケーターのように映し出していました。



全ては努力の賜物、- - - いいえ、最後に成功に向かって飛翔する、その翼は、神のような、人智を超越したものが与えてくれるのではないでしょうか。  その時、その超越した力に触れることが出来る人は、選ばれた人だと思います。


あのフリーが、浅田真央さんは、やっぱり、選ばれたスケーターだ、ということを、物語っていると思います。



浅田真央さんは、けして、あの番組が伝えようとするような、翳りに入ったスケーターではないと思います。


ー ー ー そうか、もう、浅田真央さんは、競技者を引退しようとしている選手で、ソチは、その最後の踏ん張りだったと、そういうことにしようとしていたのでしょうか、あの番組は。 



では、今月、世界選手権をフジテレビは放送する筈ですが、その時は、一体、どういう風になるのでしょうか。  世紀のフィギュアスケートのクライマックスが終わる、と、そういう筋立てでしょうか・・・・?。



何となく、嫌ですね。