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コロナウイルスによる感染が拡がり、ついに政府の緊急事態宣言が出ました。さらに自治体によっては自らの判断で緊急事態を宣言するところが続出する事態になっている。

 

これまでの都道府県知事らを独自視点で評価してみたい。

 

1.東京都:小池知事

 緊急事態宣言を政府に促し、自らの発信で休業要請、休業補償と、ここ最近はよくやっているとは思います。がしかし、このように声高に騒ぎ出したのが、東京オリンピック延期が決まってからというのがどうしても引っかかります。都民ファーストというよりオリンピックファーストだったのでしょうね。

 ひょっとするとその間の遅れが致命傷になると気づいての最近の頑張りなのかもしれません。へたをすると来年のオリンピックスすら危ういと自覚してのことかも?

 真の都民ファーストに目覚めたのか、これからに期待したい。

 

2.大阪府:吉村知事

 発信力とコロナへの向き合い方は全国知事でもトップクラスと評価してもいいかも。ただ喋りが達者で初期のころから積極的に情報公開している風にも見えるが、初期のころはPCR検査が大阪では少なかったりした点などはうまく隠しています。

 それと緊急事態宣言後の休業要請が明日14日からと、遅れているのはマイナス。休業補償が自前で可能な東京都と比べるのは酷かもしれませんが、小池知事のスピード感に若干劣る気がします。

 

3.愛知県:大村知事

 ここにきて東海三県での緊急事態宣言など積極性を見せるようになってきたが、国の宣言前は愛知県は指定してくれるな、との発言もあったのは忘れてはいけません。

 スタンスがブレて右往左往しているのでしょうね。有事の指揮官としてはそれでは信頼できません。「あいちトリエンナーレ」で右寄りの人達に嫌われてしまったので今の彼らから非難されている風にも見えて、その点は可哀想ともいえる。

 

4.京都府:西脇知事

 インバウンドも多い土地柄で初期から感染の危険性は心配だったにもかかわらず対応が常に後手後手。京都府民の不満はかなり溜まっていそう。何せ発信力の弱さは致命的。

 今更ながら国に緊急事態宣言のエリアに入れてくれとの申し入れ、それより自らでさっさと宣言し、積極的に策を打つべき。自らリーダーシップをとれない中間管理職のようなお方。こんな時期に桜のライトアップなどと呑気なことを言っていた門川京都市長と並んで京都府市民を守るパワーは見られない。

 

5.兵庫県:井戸知事

 緊急事態なのにいるのかいないのか、存在感が薄すぎ。大阪の吉村知事に嫌味を言うくらいしか発信力がない。なんせ休業要請が明後日からと、何をもたもたしているのでしょうか?

 ここにもリーダーシップのなさを露呈する知事がいます。

 

6.北海道:鈴木知事

 2月末の北海道単独の緊急事態宣言はコロナ対策ではひとつのひな型にしてよいスピード感のある決断であったと思う。ここにきて、札幌市と共同で二度目の宣言も、ということでこのスピード感は評価に値すると思いますね。

 いったん感染者数が減って安心しかけたところに第二波をくらった苦労を頑張って乗り越えてほしい。そうすればアフターコロナでは大きく名を上げた知事の一人として賞賛されるでしょう。

 

その他の知事さんたちは別稿で評価してみます。

 

 

  

 新型コロナウイルスの感染拡大に関して、ようやく安倍首相が記者会見を行った。

 

 ガッカリです。

 

 当初の約20分間、安倍首相というか政府のこれまでの取り組み、今後2週間程度の緊急事態対応(特に全国の小中学校休校要請)について長々と喋った。その後10数分間、記者からいくつかの質問に答え、そそくさと会場を後にした。

 内容の評価などについては、テレビ、新聞などのマスコミに任せるとして、一番気になった点は。

 

自分の言葉で語ってない、に尽きます。

 

 これまでも対策会議の冒頭で国民に対して発言したように見せかけていましたが、これらはすべて手元のペーパーに頻繁に視線を落とすというペーパーの朗読に過ぎませんでした。

 

 今回の記者会見をよく見てみると、安倍首相の視線は左右のプロンプターを行ったり来たり、明らかにプロンプターの文章を読み上げているのがよくわかる。当然のこの文章をご本人が書いているとは到底思えず、秘書官の作文を読み上げるだけの20分間だった。。

 朗読にしても一本調子で、重要ポイントにメリハリをつけるでもなく、スピーチとしては正視に堪えないほどの低レベル。

 

 さらにひどいのが、記者からの質問に対する回答

 

記者会見の質問への回答も”朗読

 

 記者が質問している間に手元のペーパーを整理して、記者が事前に出した内容と違いがないか確認しつつの姿が、何だかとっても恥ずかしい。

 果たして、回答中は頻繁に目線がペーパーへ、隠しても隠し切れない原稿棒読み。

 

 そりゃ、事前に決まっていた人しか指名できないわな。

 

 一国のリーダーともあろうお人が、この国難ともいえる緊急事態(自らおっしゃっています)に自らの言葉で国民に語りかけることができないで、どうやって国民の理解を得ようと思っているのか。

 先日、あるテレビ番組で専門家の方が、クルーズ船での対応をきちんとしていたら亡くなる必要のない方が、亡くなってしまった、と憤っておられましたが、70~80のお年寄りが不幸にして亡くなることに微塵も痛みを感じていないことが、よくわかりましたね。

 

 後手後手に回ってきたこれまでの政府対応は、今後も後手後手が続くことをはっきりさせた記者会見でした。

 

 おそらく数週間後には国内はえらいことになっているでしょう。

 

 

 

クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号での2週間に及ぶ隔離期間が終了し、陰性の方々の下船が始まりました。

 

これまでの厚労省、日本政府の対応はどう評価すべきなのでしょうか?

これから様々な検証がなされて、最終的な評価が定まってくるのでしょうが、すでに神戸大学の岩田医師をはじめ、多くの専門家から対応の不備、問題などが指摘されています。

このダイヤモンドプリンセス号の件以外にも、日々の厚労省の対応に???ということも増えてきました。

 

素人視線ですが、まずはダイヤモンドプリンセス号に関して、私見をまとめてみました。

 

1.評価基準

  ダイヤモンドプリンセス号を隔離すると決定した際に当然その目的とあるべき結果(目標)があったはずで、それが達成されたかどうか

  が基準となります。

  1) 隔離することによりダイヤモンドプリンセス号から日本国内へのウイルス上陸を阻止する

  2) 船内の感染者をなるべく早くスクリーニングし、感染者が重症化しないうちに国内病院で適切な処置を行う

     *感染すれば致死率の高い高齢者が多いので、優先的にケアする。死亡者を出さないのがベスト。

  3) 船内に秩序をもたらし、船内での感染拡大をストップさせる。

  大まかにはこの3点が隔離の目的であり、それぞれ目標(阻止、重症化させない、拡大ストップ)だと考えます。

 

2.基準に照らして結果は?(2月21日現在分かっている範囲で)

  1)に関して

   検疫官、厚労省職員、内閣官房職員、DMATチーム員と隔離後に乗船し様々な業務に従事した人への感染が発生した。

   これは、この船からのウイルス上陸~市中感染という最悪シナリオではないが、阻止できるはずであったウイルス上陸を許した

   と言わざるを得ない。

   隔離後に乗船した人に感染してしまうというのは、検疫上の過失ととらえるべきことでしょう。

  2)に関して

   日本国内側の検査体制が整っていなかったことが主因と思われるが、PCR検査があまりにも遅かった。

   2月20日時点で約30人が重症、ついに2人の死亡者を発生させてしまった。

   そのうちお一人の方(80歳代の女性)は、発熱から検査~陽性確認~下船まで1週間以上も待たされていた。

   残念ながら大きな過失が生んだ悲しい結果と言わざるを得ない。

  3)に関して

   国立感染研究所からは3日の隔離以降に船内で感染が拡がったとは言えず、隔離による効果は充分にあった評価できると

   発表されました。

   根拠として、感染者に発熱などの諸症状が出た日などから見てほとんどが2月3日の隔離前にすでに感染していたと見れる、との

   ことであった。

   が、しかし多くの指摘が出ているように乗員への感染はどうだったのか、1)に述べた乗船して業務に従事していた人への感染はどう

   だったのか、さらに下船後チャーター便で帰国したオーストラリア人に陽性反応が出たという今朝21日のニュースをどうとらえれば

   よいのか、など発表に合わない結果が多く出てきている。

 

3.本日時点での評価

  隔離時点での目標は達成されたのか、と言えば、答えは×としか言いようがない。

  船内に入って苦労された検疫官や医療チームの方々は精一杯の努力をされたのでしょうが、残念ながら結果は評価できないものと

  なった。

  おそらく問われるべきは、厚労省、政府がリーダーシップをとって、迅速果断に現場をサポートできなかったことだろうと思われる。

  このあたりは現時点では詳細になっていないので、多くは語れないが、結果責任はリーダーにあるのは常識なので・・・

 

これからこの新型コロナウイルスに関しては、日本国内での市中感染がどれだけ拡がるのか、というフェーズに入りますが、たかが4000人弱の隔離すらまともに制御できなかった政府、厚労省に大きな期待はできそうにない。

これからについては、また別に記したいと思う。