昨年、公開されたFacebookを題材に映画化した話題作
「ソーシャル・ネットワーク」。から
名場面をご紹介しながら、
皆様のビジネスのお役に立つ情報をお伝えしますね。
本日は、メンターの存在についてです。
天才的なプログラマーとして、
Facebookをたちまち軌道に乗せたマーク・ザッカーバーグ氏。
「君は次のビル・ゲイツになる」といわれるほどの注目を集めた彼は、
ジャスティン・ティンバーレイク扮する起業家と出会います。
始めて、マークと出会った時、起業家は言いました。
「このサイトは将来１０億ドルの価値をもつだろう」
マークは彼から様々なアドバイスを受けながら、
ますますFacebookを急成長させていきます。
メンターが現れた瞬間から、映画がぐっと面白くなった・・・
そのように感じました。
『荀子』の一節に、
出藍（しゅつらん）の誉れという項があります。
青は藍より出でて藍より青し。
弟子が師よりすぐれることのたとえであり、人が成長する上で、
教育や本人の努力が大切ということをたとえています。
古代中国、荀子の生きた時代から、師弟関係は存在していました。
ギリシャにはソクラテスを祖とし、
プラトン、アリストテレスへと受け継がれた思想があり、
同じように、キリストの思想は、ペテロをはじめとする
弟子へ継承されていきます。
古来より、優れた者の思想は、弟子へと脈々と受け継がれていきました。
権限委譲できる作業は優秀で信頼出来るパートナーに積極的に任せ、
自らは、強みもしくはマーケティング活動に集中するべきだと思います。
経理作業の外注はもちろんのこと、
カスタマーサポートやスケジュール管理をはじめ、
経営者の仕事の多くはアウトソースすることができます。
マーケティング以外の全てをアウトソースしても良いのではないでしょうか。
よくいわれるように、
経営者の仕事は大切な社員に定期的に給与を支払うことです。
極端なことをいえば、
事業をはじめたばかりで知恵がないならば、
既に成功しているメンターに直接話を聞き、
頭脳やアイディアさえもアウトソースしても良いと思います。
このような考え方を、
実際に行動に移し結果を実証してくれたのが主人公のザッカーバーグ氏。
彼は、資金の調達をメンターであるショーンに任せ、
チームメンバーのマネジメントを任せ、
様々な知恵を受けながら事業を成功させていきます。
「ソーシャル・ネットワーク」から学べる第二の教訓。
それは、
経営者は積極的に権限移譲すべきであり、
頭脳やアイディアさえもメンターから受けることができるということ。
あなたは、本日の内容を理解し、ビジネスの現場で実践してください。
追伸
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