リリコリが可愛い。映画 『シャドウハンター』 | コワれるまで ALLORA

リリコリが可愛い。映画 『シャドウハンター』

またまた横道に迷い込んでしまって、『武神』
( ムシン )
(2012年)は宙ぶらりです。

今回観たのは、映画 『シャドウハンター』(原題:The Mortal Instruments: City of Bones 2013年)。

ジャンルとしては、ゴシック・アクション・ダークファンタジーといったところでしょうか。

10年前の映画ですが、『ターミネータ
(トミネイト)
ー:サラ
(サラ)
コナ
(コノ)
ー クロニクル(年代記
(ヨンデギ)
』(米題:Terminator:The Sarah Connor Chronicles、TSCC 2008年~)で、やたら強い母サラ・コナーズを演じたレナ・ヘディの別の作品を観たいな、と思いましてチョイスしました。

本作の原作は、米作家カサンドラ・クレアが書いたヤングアダルトファンタジー小説で、現在6シリーズ27冊が刊行されているそうです。

そして本作はシリーズ中「City of Bones」(2007年)を採り上げています。

この映画は2013年に公開。
6,000万ドルの制作予算に対し、国内外合わせて
9,530万ドルの収益を上げた興行作でした。

パート2の映画化、シリーズ「City of Ashes」の製作が公開年に開始される予定でしたが、着手は翌年に延期。
結局、1作目の評判が思ったほどでなかったため、最終的に中止されたのでした。

私の視聴印象でいえば、本作はフツーのCG(今の技術はどの映画もスゴい)、妖魔とかヴァンパイアとか「中世の昔から戦ってきた」なんちゃって ありがちのダークファンタジーで、そこそこなアクション・・・
と、決してB級とは言いませんけど、まぁフツーの作品。

悪くはありませんけど、言わせてもらえば、多分に次回作を予定していた感じで、伏線が整理し切れていません。

ヴァンパイアに噛まれた登場人物は、視力がよくなってメガネが不要となりましたが、それだけ。

主人公の2人のラブストーリーが進みますが、ラスボスの悪だくみで「実は兄妹」だと騙されてガッカリ。
この誤解は解けずに映画は終わります。

おいおい

主人公ら “シャドウハンター” の指導者的な人は、主人公を裏切っちゃうのですが、後半になぜか主人公らを いそいそ助け始める。

おいっ


いや~「おいおい」が多いんですよ、この映画。



               



でも、レナ・ヘディが観られてよかったです。

キャラは “やたら戦ってる強い母” で、サラ・コナーズの雰囲気そのもの
レナが演じるジョスリンは、人間には秘密の “シャドウハンター” 。

娘クラリー・フレイ(リリー・コリンズ)にも正体を隠してきたので、クラリーも自分が “シャドウハンター” の能力を持っていることを知りません。

でも母ジョスリンが何者かに捕えられて消え、すごいイケメンな “シャドウハンター” のジェイス・ウェイランド(ジェイミー・キャンベル・バウアー)と出会って、出生の秘密を知ることになり、だんだん覚醒していきます。

主人公クラリーを演じるのが、ド可愛いリリー・コリンズ


リリコリ、映画 『Mirror Mirror』(邦題:白雪姫と鏡の女王 2012年)以来、久々に観ました。

『シャドウハンター』は『Mirror Mirror』の翌年の作品なので、リリコリちゃんは野太い眉毛そのまま。
全然変わらずです。

本作の私の評価、リリー・コリンズが出演してる分だけ、アップです。