『帝王の娘スベクヒャン』③ の周辺国・周辺王 | コワれるまで ALLORA

『帝王の娘スベクヒャン』③ の周辺国・周辺王

胸キュン、勘違い、爆笑、涙、憤怒…。

そんな 守白香 『帝王の娘 (チェワンウィ タル)スベクヒャン( スベキャン )(2013年)の時代背景について、続きの項です。

本作の主な時代背景は、三国時代の後期。
ペクチェ第25代王 ムリョン王の治世下です。

私が観たドラマの範囲での、その周辺国と、諸王の在位期間(生年~没年ではありません)は、おおむね以下の図表の通りじゃないか、と思います。

技術のペクチェ、量産型ザク を量産する( !? )コグリョ、若い武士(ムサ)に化粧をさせるシルラ、そしてキム・スロくんががんばって建国した伽耶。

時代は 王冠 『善徳女王』(ソンドンニョワン)(2009年)や 槍 『大王の( テワンウィ )夢~(クム )王たちの戦争』(2012年) あたりより、少し前になります。



項では、東城王( トンソン )---武寧王( ムリョン )---聖王と(ソンワン )、ペクチェの三代の王たちに触れました。

第7話で、即位前のムリョン王、つまりユン(イ・ジェリョン)はこう語っています。

高句麗(コグリョ)の長寿王( チャンス )は、我が父 ペクチェ第21代王 蓋鹵(ケロ)王の首を斬り、遺体をカラスの餌にした。
私は二度とペクチェに、ペクチェ王に、あのような恥をさらさせぬと決意した」

ムリョン王の父、ケロ王(イ・ギヨン)は、コグリョの密偵道琳(トリム)について、皆が語る回想シーンの中に登場します。

それは、僧に扮し、碁を介してケロ王に取り入った女性スパイ トリム。

ケロ王が健在で、ユンも幼かった頃のトリムを演じるのは、キム・ユリです。

王の信頼を得て側近となったトリムは、チャンス王(コグリョ20代王)の密命によりこっそり城の門を開け、コグリョ軍を城内に入れてしまいます。

その結果、ケロ王は斬首され、ペクチェは重要拠点である漢水( ハンス)を奪われます。

ユンはトリムの暗躍に腹を立てながらも、密偵の有効性を知り、ひたすら王を補佐する密偵集団「ピムン」を育てたのでした。

やがてピムンに、ヒロインのソルラン(ソ・ヒョンジン)が入団することになります。

そしてソルランは宮廷内で 老トリム(チャ・ファヨン)と出会うのでした




               



さーて、駆け足で紹介しましょう。

コグリョとの休戦会談のため、請人(チョンイン)としてスベキャン公主を指名したのが、コグリョ第22代王の安蔵王(アンジャン ) フンアン(カン・シンチョル)。


最後に、伽耶っていうよく分かんない国(国なのかな~はてなマーク)。

連合国なので、幾つかの小さな国・・・というか部落というか、王様がポロポロいる地域です。

そんな伽耶の中に己汶(キムン)国というところがありまして、そこの王様がスニムン(キム・ヨンジェ)。

最初は淫乱暴君でしたが、ソルランと出会って、聖君となりました。

ちなみに、キムンという国は下の地図の位置にあったそうです。