主人公はポンコツ。 『チュモン』①
50%を超える驚異の視聴率を記録したスゴいドラマ、 『朱蒙 』 (2006年)を観はじめました。
本作は今まで観てきた朝鮮半島史のなかでも一番古い時代のお話です。
その自己学習はまた次項にしましょう。
主人公チュモン(ソン・イルグク)の実父、解慕漱 (ホ・ジュノ)は、かつてゲリラ組織の“将軍”と呼ばれ、漢 と戦っていました。
今第12話を超えたあたり。
ヘモスが殺されたところです。
ゲリラ活動のさなかに、ヘモスは漢軍に捕まって両眼をくりぬかれ処刑された・・・実は味方のはずの扶余 国の神官によって牢獄に幽閉され、20年を経て実子チュモンに再開。
親子だと気付かないままチュモンを鍛え、チュモンを目の敵にする2人の兄王子に 殺されます。
ここまでが、ポンコツ主人公チュモンが立ち上がるまでのストーリー。
もう こいつがどうしようもなく軽薄で軟弱な男 。
韓国英雄史劇で、ここまでマイナススタートなドラマは初めてです。
こんなダメ王子が、どういう経緯で高句麗 建国の英雄となっていくか。
なかなか目が離せません。
全81話と大作なのですが、話の展開がやたら意外で、見る人を飽きさせません。
こりゃあ視聴率を稼ぐわけです。
今まであったセットを使ったのか、新たにセットを作ったのか(後者らしいです)、巨額な製作費を投じたというのですが、それはよくわからない。
でもオーケストラを多用した BGM はなかなか盛り上げてくれます。
第11話から第12話にかけての、ヘモスとチュモンの実母の柳花 (オ・ヨンス)との再会のシーンとかは、背景は夕焼けだけなんだけど、音楽もよくてすごくいいシーンでした。
オ・ヨンス、『赤と黒』 (原 題:悪い男 20 10年) のホン・テラ役はよかった
本作でも、彼女の憂いを含んだ魅力が溢れます。
放映当時35歳ですが、そんな歳には見えません。
第12話あたりまでは、出生の秘密や、チュモンの養父金蛙 王(チョン・グァンリョル)と側室として面倒を見ているユファ姫、そして伝説となったヘモス、それぞれの愛の関係が描かれます。
彼らの関係には、涙が誘われます。
それにしても、冴えないルックスのソン・イルグク。
役柄が、この時期は情けない王子役だから、なおのこと かっこよくないです。
『張禧嬪』( 2002年)では、 廃妃 の復位に一役買った西人 派キム・チュンテクとして、登場していました。
髭があったほうが落ち着いた感じでいいのかな。
ついでながら、『張禧嬪』 の第19代王粛宗は チョン・グァンリョルでした。
本作でも共演です。
そしてそこから見どころが変わります。
チュモンら3王子の太子 冊立競 争がはじまります。
1話終わればまた次の回へと病みつきになる、典型的な韓国ドラマ。
作品に全然古さは感じません。
いや~、もっと早く観ておけばよかったです。
本作は今まで観てきた朝鮮半島史のなかでも一番古い時代のお話です。
その自己学習はまた次項にしましょう。
主人公チュモン(ソン・イルグク)の実父、
今第12話を超えたあたり。
ヘモスが殺されたところです。
ゲリラ活動のさなかに、ヘモスは漢軍に捕まって両眼をくりぬかれ処刑された・・・実は味方のはずの
親子だと気付かないままチュモンを鍛え、チュモンを目の敵にする2人の兄
ここまでが、ポンコツ主人公チュモンが立ち上がるまでのストーリー。
もう こいつがどうしようもなく軽薄で軟弱な男 。
韓国英雄史劇で、ここまでマイナススタートなドラマは初めてです。
こんなダメ王子が、どういう経緯で
なかなか目が離せません。
全81話と大作なのですが、話の展開がやたら意外で、見る人を飽きさせません。
こりゃあ視聴率を稼ぐわけです。
今まであったセットを使ったのか、新たにセットを作ったのか(後者らしいです)、巨額な製作費を投じたというのですが、それはよくわからない。
でもオーケストラを多用した BGM はなかなか盛り上げてくれます。
第11話から第12話にかけての、ヘモスとチュモンの実母の
オ・ヨンス、
本作でも、彼女の憂いを含んだ魅力が溢れます。
放映当時35歳ですが、そんな歳には見えません。
第12話あたりまでは、出生の秘密や、チュモンの養父
彼らの関係には、涙が誘われます。
それにしても、冴えないルックスのソン・イルグク。
役柄が、この時期は情けない王子役だから、なおのこと かっこよくないです。
髭があったほうが落ち着いた感じでいいのかな。
ついでながら、『張禧嬪』 の第19代王
本作でも共演です。
そしてそこから見どころが変わります。
チュモンら3王子
1話終わればまた次の回へと病みつきになる、典型的な韓国ドラマ。
作品に全然古さは感じません。
いや~、もっと早く観ておけばよかったです。