女性大行首がかっこいい 『タムナ ~Love the Island~』④ | コワれるまで ALLORA

女性大行首がかっこいい 『タムナ ~Love the Island~』④

貝 『タムナ ~Love the Island~』 (原題:耽羅は(タムナヌン)島だ(ドダ) 2009年)、観終えました。

これは朝鮮半島史について学ぶものの多いドラマでした。
いろんな要素が含まれていて、書ききれない・・・

でも本項は、やや卑近な注目点を書きとどめます。
(どうせ個人の趣味の(ケイヌィ チュイヒャン)ブログだし)

ソリン商団の大行首(テヘンス)であるソリン(イ・スンミン)は、チェジュドをイギリスの租借地として統治権を委譲しつつ、交易権を独占しようとしました。

租借地というのは、私には聞き慣れない言葉ですが、日清戦争後に欧州列強が中国のあちこちを切り取ったのが発端で、今も昔も世界に数カ所しか例がありません。
そのひとつは、大日本帝国による南満州の租借です。
わりあい新しい占領のやり方なので、『タムナ』の時代には、租借地という概念はなかったはず。
ですが、まぁいいでしょう。

私、そんなソリンの主張には共感するところがあります。
タムナ ~Love the Island~
「父の復讐」と言いつつも、彼女はずっと開国と海外交易を主張しています。
名分と(ミョンブン)実利とどちらが大事ですか」
つまり、旧制度に固執するばかりでなく、朝鮮には富国強兵・経済振興策が必要だ、と説くのです。

が、博学なパク・キュ(イム・ジュファン)でさえ、開国に伴う侵略リスクを捨てきれないのでした。

財力を武器に無謀な行動に打って出るソリンでしたが、結局朝鮮を救う(はてなマーク)トリガーとなったのは、元国王の光海君で( クァンヘグン )した。
タムナ ~Love the Island~



     貝     貝     貝


いいかげんな論をつらつらと書いてますが、要するに女性テヘンスはかっこよくて好きっ音譜という、しょーもない発想かな。

ちなみに、過去観た史劇ドラマで印象深かった女性テヘンスは以下の通り(;^_^A

ドラマ Yen商道(サンド) (2001年)の、松商(ソンサン)大行首(テヘンス)、パク・タニョン(キム・ヒョンジュ)。
商道
彼女のラブラインは妻子持ちの主人公への横恋慕。
それはいただけませんでした。

筆『ホジュン 宮廷医官への道』(1999年)でも、イェジン(ファン・スジョン)がやっぱり既婚者の主人公を慕いますけど、女性視聴者はそういうシチュエーションが好きなのかな。
私ゃサッパリですが。

そして、美人だけど面白い顔だったのが、 キム・マンドク (Kim Man Deok) 美しき伝説の商人』 (2010年)の、西門問屋のテヘンス オ・マクスン(パク・ソルミ)。
タムナ ~Love the Island~
特に華流っぽいコスチュームがかっこよくて、この人を観て女性テヘンスという設定に一目置くようになりました。

で、直近出会ったテヘンスが、ソリン商団のソリン。
タムナ ~Love the Island~
この人の野望は、ちょっと叶えてあげたかったかな。