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こちら合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ

大正元年創業の料理道具屋飯田6代目の飯田結太のブログ。大好きな料理道具のことや、自分のことを語ります。

こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋の料理道具屋6代目の飯田結太です。


私たち、料理道具屋は料理道具を扱いお客様にお買い上げいただき会社を続けさせていただいています。

おいおい飯田くん当たり前のことじゃないの?

八百屋さんは野菜を売って、本屋さんは本を売っています。

そう、それは当たり前のことなんです。

でもね、その当たり前のことをさらに突き詰めて考えた会社があって、すごく感動したのでご紹介させていただきます。

珍味メーカーの神戸 伍魚福(ごぎょふく)さん
http://www.gogyofuku.co.jp/

神戸にある高級珍味メーカーである伍魚福(ごぎょふく)さんの具体的なお客様はスーパーマーケットや酒屋がほとんどで、イトーヨーカドーなど大手GMSを除いて非常に苦戦している会社も多いのが現状です。

そこでただ、商品を提案しようと持っていっても、購買担当者から


「もっと売れる商品持ってきてよ」

「もっと安くならないの?」


など他にも厳しい言葉を言われたことも、少なくなかったそうです。

今は物が余っている時代。ほとんどのことは他の会社でもできてしまうし、売れるとわかったら必ず模倣品が出回ってしまいます。


伍魚福さんがすごいのは、売れない時期もあったでしょうし、浮き沈みを経験しながら



美味しい珍味を提供していても、お客様からは「ありがとう」はいただけない。

「ありがとう」と言って頂けるのは、お客様が悩んでいることのお手伝いをしたときだ!



と気づいたことです。

じゃあ、お客様であるスーパーや酒屋さんが困っているのは何か。

それは
「モノが足りないということではなく、モノが売れないこと」



今までは、いかに自分のところの商品をいい棚に置いてもらうか!だったり

いかに催事で利用してもらって多く仕入れてもらうかだったり、

自社の都合をまず考えていました。


ただ、お客様が悩んでいることをお手伝いする大切さに気付いてからは

「どうすればお客様が繁盛するのか」を徹底的に考え

お客様が繁盛すれば自分のところの商品もおのずと売れると行動に移していったんです。

考え方が自社から、お客様の繁盛を最初に考えるという方向に180度変わった!

どんなにビジネス書を読んでも、このことには気づけなかった!

それで、伍魚福さんの営業の方の所属部署は「営業部」ではなく

「繁盛部」

お客様に売上を上げていただくのが自分たちの使命だから、営業部ではなく繁盛部。


もう何だか色々スゴイ!


伍魚福さんの商品カタログは単に「物を売る&物を紹介する」だけのものではなく、

「売れ筋商品の陳列事例」や「珍味とお酒の関連販売の仕方」、「イベント時の売れる陳列の仕方」など

お客様が一番求めているであろう

「お客様の売上が上がるのに役に立つ情報」をたっぷり載せてあります。

今では、すごいカタログがあると噂で聞きつけた食品を取り扱っていない、全くの他業種からカタログ請求があるそうです。

珍味だけを売らない珍味メーカー伍魚福さん。

非常に多くを学ばせていただきました。

ありがとうございます。


さて、私たちは料理道具のプロとして、様々な飲食店に料理道具を卸させていただいております。


飲食店であれば、料理道具を使って美味しい料理を作りたい!
お客様に満足していただいてもう一度食べに来てもらいたい!

そして、売上を上げたい!


そう思っていると思いますが、実際は多くの店で


「お客様が少ない」

「売上が上がらない」

と悩んでいます。


私たちもお客様である飲食店が繁盛していただくために何かできることがあるんじゃないかと思います。

思い返してみると、今まではただ漫然と料理道具を売るだけになっていたんじゃないだろうか。

手入れ方法や長く使うためのコツを伝えるだけで満足していなかっただろうか。

そもそもお客様が本当に必要としていることは何か考えてきたのか。

と思い返してしまいます。


伍魚福さんの事例を勉強させていただき、自分の仕事観をもう一度再確認したいと思うようになりました。

お客様が飯田の料理道具を通じて何を叶えたいのか、

叶えたいことがあればどうすればそれを叶えることができるのか。

ただ漫然と売るだけでなく、お客様が叶えたいことをお手伝いする料理道具屋。


そんな会社にしたいと思った、春の強風吹き荒れる午後でした。

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伍魚福さんという会社を教えてくれた尊敬するマーケティングコンサルタントの松野恵介先生のブログ
http://ameblo.jp/cap0203/

他にもためになる記事が多数ありますので、是非ご覧ください!

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それでは、良い料理生活を!
こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋の料理道具屋6代目の飯田結太です。

前回のブログ、「鉄鍋の洗い方」が好評だったので、今回は同じく質問の多い「中華セイロの使う前&使ったあとのケアの仕方」をご紹介します!

ちょっと前に電子レンジで蒸し料理ができるシリコン製スチーマーが流行しましたね。持っている方も多いんじゃないでしょうか。

僕も家で使っているのですが、便利で重宝していて、よく蒸し野菜を作って食べています。

蒸し料理が今まで以上に身近になり、飲食店でもヘルシーな蒸し料理をメニューに増やすところが目立つようになったと思います。

ただ、電子レンジで簡単にできるのはいいのですが、シリコン製スチーマーは電子レンジのサイズにも影響され、あまりの容量の大きいものは売っていません。

色々なサイズがあり、微妙な蒸し加減を調節しやすいなど利点も多い、従来からの中華セイロも根強い人気があります。

$合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ-中華セイロ

さて、それでは中華セイロのケアの仕方をお話します(=゚ω゚)ノ

はじめて使うときは、セイロ用の鍋に水を入れ、セイロには何も入れずに10分~15分ほど蒸して、セイロにた~っぷり蒸気を吸わせます。
上記の時間蒸すと程よく木の香りが取れてきます。

使うときは、食材を直接セイロの中に入れるとカビの原因となるのでお皿に入れるか、中華セイロ用の敷紙やオーブンシートを敷きます。
鍋のお湯が湧いて十分に蒸気が立ってから中華セイロをセット!

こうすることでセイロが熱で焦げてしますのを防いでくれます。

セットしたら弱火~中火にセットします。

中華セイロは使ったあとが一番大事!

実は水やお湯で洗っちゃダメなんです!セイロに歪みが出てしまうため厳禁(>人<;)
なので、水やお湯で湿らせ固く絞った布巾で拭きます。

洗剤も使わないでください(>人<;)

拭き終わったら、陰干しします。

使わないときの保管方法は紙袋などに入れて風通しのいいところに保管してください。

ビニール袋に入れると湿気でカビることがあるので避けてください。

ちょっと、多かったのですがこれさえ守ればせっかく買った中華セイロがすぐに使えなくなった~なんてことは起きないかと思います!

中華セイロを手にいれましたら是非試してみてくださいね!

それでは良い料理生活を!
こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋の料理道具屋6代目の飯田結太です。
「鉄製の鍋やフライパン、お手入れはどうやったらいいの?」
「銅製玉子焼き器ってタワシで洗っていいの?」
といった、料理道具のお手入れに関しての質問は本当に多くいただきます。
料理道具屋として、手入れの質問には特に!ググッと力を入れてお答えしています。

だって、できればせっかく買っていただいた道具を少しでも長く使ってもらいたいじゃないですかー!
やっと道具が手になじんできたころには壊れてしまうなんて悲しすぎる!

料理道具は手入れをしっかりするだけでモチが全然違います!

今回は、特に質問の多い「鉄製鍋(鉄製フライパン)の洗い方」をご紹介します!

合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ-鉄製パエリア鍋

鉄製鍋やフライパンは耐久性が高く、プロも愛用者が多いのですが洗うときにはちょっとだけ注意が必要です。

実は、金タワシでは洗わない方がいいんです!!

「えっ、鉄製の道具って耐久性がいいから何で洗っても大丈夫なんじゃないの!?」
そう!私も最初はそう思っていたんです!

でも実は鉄の肌って非常にデリケート。

金タワシだと、せっかく調理して鉄鍋にしみこんでくれた油も根こそぎはがしてしまい、鉄の表面にかきむしったような傷をつけてしまうのです。。。

鉄鍋はちゃんとした手入れ方法を行えば、表面に油が染み込み、使えば使うほど油なじみがよくなっていき、使えば使うほど(もう一回言いました笑)、調理するときにテフロン加工のフライパンのように食材がこびり付くのを防いでくれるんです!

「じゃあ、何で洗ったらいいのさ」となるのですが、私どもでは伝統的な【亀の子タワシ】がもっとも鉄製鍋を洗うのに適していると紹介しています。

合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ-亀の子たわし

鉄の肌にとっては、亀の子タワシが持つ適度な硬さと、ほど良いしなやかさが最適で、こびり付いた汚れはしっかり取り除いてくれるけど、鉄鍋が使いやすくなるために必要な油分はキチンと残してくれる。

そんな鉄鍋に最適で最高の相性なのが亀の子なのです。

鉄鍋(鉄フライパン)をお使いの方は是非お試しください!

それでは、良い料理生活を!