こちら合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ -20ページ目

こちら合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ

大正元年創業の料理道具屋飯田6代目の飯田結太のブログ。大好きな料理道具のことや、自分のことを語ります。

こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋6代目の飯田結太です。

昨日、硫黄メーカーとして日本に誇る企業の「細井化学工業」さんの本社ビルにて企業後継者の仲間が集まる勉強会に参加してきました。


細井化学工業さんはなんと!
明治38年創業の超老舗企業!
西暦にすると1905年、日露戦争の翌年に創業したことになります。


後継者の方は女性なのですが頭の回転が早く、物腰が穏やかで、こんな風になりたいなぁと思わせる本当に素敵な方。(と、ちゃんとヨイショしておきます笑)


現在、後継者になるべく勉強を続ける日々なのですが、セミナーやご紹介で出会う後継者社長さんと話していると、うちは創業120年で~とか、創業110年で~とか、意外なまでに老舗企業が多い!


調べてみて驚いたのですが、1ヶ月に平均して1000社が倒産していると言われる現代で、
100年以上続いている老舗企業が
約2万5千社あるそうです!


すごい数ですよね!!


世界的に見ても、日本は老舗企業がズバ抜けて多いそうです。

面白いなと思ったのが、帝国データバンクによる老舗企業調査。

それによると、100年以上続く老舗企業の69%が

「事業内容を時代に合わせて変更してきた」

と答えているそうです。

今までは、老舗企業と聞くと、なんとなく保守的な考え方で、変化するのが大嫌い!
というイメージがありました。

でも、多くの企業は必死に形を変えながら生き抜いてきたってことなんですよね。

合羽橋の飯田も大正元年に創業したので、今年で創業101年目。

最初は建具屋さんとして開業したそうです。
次にウィンドケース屋、

そして、ホーロー容器専門店。

その次が精肉店用品専門店!
当時日本に一社しかなかったそうです。

そして今は料理道具専門店。

改めて思い起こしてみると、時代によって、全然違う事業をやってきたんですよね。

老舗企業と呼ばれる会社は、時代を生き抜いていくために知恵を絞り、時代に合わせた変化をしながらここまで続いてきたということなのでしょう。



僕が見た帝国データバンクの調査では最後に

「事業が継続してきた一番の要因は何か?」

というアンケートで締めくくっています。

そして、その答えで多かったのは


「お客様を大事にする」


というものでした。

一見当たり前で、どの企業もやっているじゃないかと、思いがちなんですが、お客様を大事にするってことは本当に奥が深いこと。

一時の間だけ、素晴らしいサービスを行うことはそれほど難しいことではありません。

ただそれが100年間、企業を存続させるほどのサービスを行うのは並大抵の努力では出来ないはずです。

選ばれ続け、愛され続けるための努力。
後継者として会社を引き継ぐ者にはその努力を引き継ぐ責任が生まれます。

僕の次の世代に引き継ぐため、創業200年のための努力。

それが今、僕に課せられた仕事だと思います。

僕たちは声を大にして、

「合羽橋の中心で愛を叫ぶ!」

愛=これからもお客様を大事にしていくということ


表現がちょっと古い(笑)?


今日のブログはここまで!

それでは、皆様!

良い料理生活を!
こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋6代目の飯田結太です。


最近、合羽橋の店で「圧力鍋ってどう選べばいいの?」という質問を受けることが多くなっています。
photo:04

選び方に困っている。

photo:05

ダビ夫も困っているようだ。


確かに、日本メーカーだけでなく、フィスラーやWMFなど海外のメーカーからもたくさんの種類の圧力鍋が発売されていてどれを選んだらよいかわからなくなりますよね。

photo:03



そんなわけで今回は、圧力鍋の選び方を紹介したいと思います!

そもそも圧力鍋のメリットとデメリットは?というところなのですが、


メリットは大きくは2つ!



1、ガス代の節約になる

圧力鍋は高温調理が可能な鍋。高温で調理することができるの短時間で調理することができます。

光熱費は普通の鍋の1/3~1/4位と言われています!(すごいっ!)



2、短時間で調理ができる

特に豚の角煮やビーフシチュー、牛すじ煮込みなどは短時間で柔らかく煮込むことができます。

今まで普通の鍋を使って長時間かけて煮込んでいた方は、この短時間さに驚くはずです!


デメリットは、

A、味見ができない
蓋をして加圧をしはじめると、途中で蓋をあけることができないため蓋を閉める前に入れた調味料で味が決まってしまいます。


B、重たいので洗うのが少々面倒


C、加圧をしすぎると食材が型崩れしてしまったり、野菜の場合溶けて食感がなくなってしまったりしてしまいます。
圧力鍋はメーカーによりかかる圧力が若干違うため、注意しないとレシピ本通りに加圧しても
野菜が溶けてしまうことがあります。


などなど。


圧力鍋はメリット、デメリットの両方がありますが使っている方は、

「二度と手放せない!」と嬉しい感想を言ってくれる方もいます。


圧力鍋のレシピも本やレシピサイトで簡単に手に入りますので色々と楽しむことができるかと思います。



さて、そもそもですよ。

なんで圧力鍋って短時間で調理ができるのでしょうか。

それは、鍋の名前にもなっている「圧力」に秘密があります!

そりゃそうだろうって(笑)?

そうなんですが、これからちゃんと説明をしていきます。



そういえば、富士山の山頂では水が沸騰する温度が100℃じゃないって知ってましたか?

実は気圧が低い山頂では90℃で水が沸騰するんです!

おっ、なんだかお得じゃないか富士山頂!


そう思った方もいるでしょう。


ただし!料理に関してはこれは大問題です。

だって沸騰させても、90℃以上にならないんですから!

いつもは100℃で煮立てていた料理も、90℃の低い温度でしか料理できなければ、

いつもより余計に時間がかかってしまいます。

味が染み込むのも遅い!


効率良く料理したい人にとってこれは最悪です。



じゃあ、もしも100℃で料理していた人が120℃の温度で料理できるとしたら!

なんとなく、いつもより短時間で料理できるような気がする!

それってスゴクないですか?



そのスゴイを実現したのが「圧力鍋」なんです!



水の沸騰温度と圧力の関係。

気圧が低いと沸騰温度が低くなり、気圧が高くなると沸騰温度が高くなります。

圧力鍋はその現象を利用して、水の沸騰温度を高くすることで光熱費の節約と、短時間での料理を可能としています。


鍋をしっかり密閉して、火をかけると
鍋の中で発生した蒸気が外に逃げることができずに鍋内にどんどん充満していきます。

充満すればするほど、鍋内の圧力はどんどん高くなっていきます。

通常100℃で沸騰する水は、圧力鍋で加圧された場合、120℃~130℃まで沸騰温度が高くなります。

通常では考えられない高温で調理することができる。

これが圧力鍋で調理が短時間でできるという仕組みなんです!


この圧力鍋には「おもりが外に出ているタイプ」と「内蔵タイプ」の2種類があります。

両方とも表に出ているか、いないかの違いだけなのですが、

このおもりが、鍋内部の圧力調整の役割を果たしてくれ、内部の蒸気が一定になると、このおもりを押し上げて、隙間から蒸気が逃がしてくれるようになっています

逃がしてくれることで爆発するなどの危険をなくしてくれているのです。

圧力鍋は総じて、重くてガッシリ作られているのは、蒸気圧に耐えられる構造にする必要があるからです。


圧力鍋の選び方その一「材質の違い」

圧力鍋はステンレス製とアルミ製、そしてステンレスとアルミを合わせた多層鋼があります。

アルミ製は熱伝導がよく、火の通りが良いという特徴があり、ステンレスに比べて鍋が加圧されやすい特徴があります。

ステンレス製はアルミに比べて、熱伝導が悪い。

ただ煮こみ料理の場合、アルミ製は、熱伝導が良いために熱が逃げやすいという弱点があります。

ステンレスは熱伝導は悪いのですが、保温能力が高いので煮こみ料理を多くやりたいという方はステンレス製がおすすめです。

多層鋼の圧力鍋はアルミの良さと、ステンレスの良さを両方とも掛け合わせているので、熱伝導がよく、保温能力も高いといういいとこ取りの良さがあるのですが、

アルミだけや、ステンレスだけの圧力鍋に比べて価格が高いという点もありますが、

これから、圧力鍋を使ってたくさん料理するぞー!という方は迷わず多層鋼の圧力鍋をおすすめします。

「ただ、まずは圧力鍋を使ってみたいんだよ。」という方はアルミ製かステンレス製のどちらでもよいので、まずは使ってみることが大事かと思います。

値段も手ごろで3000円台から購入することができます。


個人的には、アルミの方が軽くて扱いやすいのでアルミ製をおすすめしています。


圧力鍋の選び方その二「サイズの選び方」

さて、つぎは圧力鍋のサイズですが、基本的には「家族の人数+1リットル」を目安にして考えるのをおすすめしています。


たとえば、3人家族の場合、3リットル~4リットルの圧力鍋を選ぶ。


食べざかりの学生がいるなら、余裕をもって5リットルの容量を選んでおけば安心です。


圧力鍋で考えてしまうと、なんだか難しいもののような気がしてしまいますが、

ようは密閉できる特殊な蓋の付いた、ただの鍋なので、蓋をしなければ普通の鍋として炒め物なんかもできます。

普段使っている鍋の大きさも参考にしながら、選んでください。


長くなってしまいましたが、少しでも圧力鍋選びの参考になれれば嬉しく思います。


それでは、良い料理生活を!
こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋6代目の飯田結太です。

最近、コンビニ珈琲にハマっています。
photo:02



今、ミニストップで10杯飲んだら一杯無料になるキャンペーンをやってます。

気付いたら10杯、貯まっちゃってました(笑)

photo:01



このキャンペーンがいいのが、電子マネーで決済すると勝手に飲んだ回数が貯まっていき、10杯になると1杯分のクーポンが会計時に渡されます。

私のように、お財布が膨らむのが嫌でメンバーカードは出来るだけ持ち歩かない、という人間には便利なサービスです。

今後、ナナコやポンタ、ワオンカードのような電子マネーを店舗のメンバーカード化する動きが益々盛んになるのでしょうか。


なったら便利だなーと思いながらホットコーヒーをすするのでした。

それでは、良い料理生活を!



iPhoneからの投稿