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こちら合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ

大正元年創業の料理道具屋飯田6代目の飯田結太のブログ。大好きな料理道具のことや、自分のことを語ります。

こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋6代目の飯田結太です。


東京浅草は、月島と並ぶほどのもんじゃ焼屋さんの多い、もんじゃ焼き激戦区です。
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(写真は浅草にある お好み焼きともんじゃの店 こた さんのもんじゃ焼http://s.tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13153431/?lid=header_restaurant_detail_review_list)

ちなみに、もんじゃ焼きって漢字で書くと【文字焼】と書きます。

合羽橋という場所柄もあり、たくさんのもんじゃ焼き屋さんに飯田の道具を使っていただいています。


また、観光で浅草に来てもんじゃを食べて、あまりの美味しさに自宅でやってみたいと考え、合羽橋まで足を運んでもんじゃ焼きに使う道具を探されている方も多いと思います。


そんな中、ご相談を受けることが多いのが


もんじゃ焼きの必須アイテム「もんじゃヘラってどうやって選んだらいいの?」


という質問。

もんじゃヘラなんてどれも一緒じゃないの?と思ってきたら色々種類があるじゃないですか。


そうです、意外と違いがあるんです。


現在、飯田には竹製もんじゃヘラが2種類、ステンレス製もんじゃヘラが3種類の計5種類のもんじゃヘラを在庫してます。
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業務用のプロのもんじゃ屋さんはステンレス製、ご家庭のお客様には竹製が人気です。


僕は、いつもプロのもんじゃ屋さんにはステンレス製がおすすめしています。
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もんじゃヘラのサイズは定番サイズと大サイズがあります。

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ぼくは、ちょっとだけ手が大きいみたいで、定番サイズのもんじゃヘラだと指にヘラが近すぎてしまって、何となく使いにくさを感じます。


女性やお子さんは定番サイズ、男性は大サイズと使い分けるのもいいかと思います。

ちなみにもんじゃ焼をヘラで取るときのやり方なんですが、人差し指にググっと力を入れて自分の方にもんじゃを引き寄せて取るのが正解。


そのときヘラにかかる力は、意外なほどに強く、薄っぺらなもんじゃヘラやプラスチック製のように材質が弱いものでは最初はうまく使えても

だんだんとヘラが変形して(場合によっては折れて)使えなくなってしまいます。


ステンレス製もんじゃヘラは、耐久性が高いのが一番の利点!
毎日、力がかかってもちょっとやそっとじゃビクともしません。


鉄のように洗ってから油を引かないと錆びてしまうような素材でもないため、洗いやすいのもいいですね。

ちなみに木の柄が付いて、持つ部分が熱くなりにくいもんじゃヘラもあります。
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次は、家庭用ですが、ご家庭で使う場合には竹製もんじゃヘラをオススメしています。
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(写真は飯田で販売している2種類の竹製もんじゃヘラ)

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実はオススメするもんじゃヘラは、もんじゃ焼きを作る環境によって変わってきます。


僕の家もそうなのですが、よほどこだわりのあるところ以外は、ホットプレートでもんじゃ焼きを作っていると思います。


現在販売されているほとんどのホットプレートはフッ素加工といって、食材がこびり付いてしまわないようにするための加工がされています。


このフッ素加工は、硬いヘラが大の苦手で、ヘラで擦ることでプレートの表面にできる引っかき傷が原因で表面の加工が取れてしまい使えなくなってしまうのです。


そこで素材が柔らかくしなやかな竹製もんじゃヘラをオススメする理由が出てきます。


竹製もんじゃヘラでホットプレートを擦った場合、ホットプレートにはほとんど傷がつかないためフッ素加工をはがしてしまう心配もありません。


また、竹製もんじゃヘラは昔ながらの雰囲気があり、幼い頃近所の駄菓子屋でもんじゃ焼きを食べたんだよというおじ様、おば様に人気があります。

自分に合ったもんじゃヘラが見つかるともんじゃ焼きがもっともーっと、楽しく美味しくなります!

浅草に来た際は、是非もんじゃ焼きを食べていってくださいね!

それでは皆様!

良い料理生活を!
こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋飯田6代目の飯田結太です。

午後一で届いた新製品☆

スペインはバルセロナといえばメッシ率いるFCバルセロナが有名ですが、

料理道具の世界にいるとバルセロナに400年前に創業した料理道具メーカー「キャスティ社」を思い浮かべてしまいます。

もともとは教会の鐘などを作っていのですが、優れた鋳造技術を元に料理道具界にも手を伸ばし、板厚もしっかりした高品質な道具を作るメーカーとしてひそかに人気になっています。

フライパンや片手鍋など色々な種類の道具を発表しているのですが、

中でも惚れ込んだのがステーキ専門フライパンのステーキパン。
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板厚も分厚くてステーキを焼くのにピッタリ!
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ガス火と電磁調理器の両方対応しており、フッ素樹脂加工がされているのでお肉がこびりつかずに誰でも上手く焼けることでしょう。
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あ、ハンドルが取れるので収納するのも便利だと思います(*´Д`*)
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皆様!良い料理生活を!
こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋飯田6代目の飯田結太です。

今日ふと新聞を読んでいると面白い記事がありました。

あるクリーニング店の話なのですが、非常に考えさせられたのでご紹介します。

そのクリーニング店は、高い技術とお客様との絆つくりを通じて地道ながら確実に顧客を増やし続け、地元にファンも多い店として繁盛していました。

しかし、クリーニング業界の宿命的課題とも叫ばれる「団塊の世代」の定年退職問題!

この店の売上を支えてくれていたクリーニングの支出の多くが

「働いているビジネスマンのワイシャツやスーツ」。



それが退職に伴って、どんどん扱い数量が減っていく・・・


どんなにお客様が店主のクリーニング技術を評価してくれていても!!


どんなにファンがあっても!!



クリーニングに出すものがなければ売上は必然的に下がってしまいます。


多くの店は環境の変化を理由に店をたたんでしまったり、環境に不満を持ちながらも細々と営業を続けるという選択をしたかと思います。

しかし、ここで紹介されている店が違ったのが

クリーニングの売上が減ったのだからと、そこで腐ってしまわず、減った売上をカバーできるよう試行錯誤を続け、

地元で取れた野菜や店主が各地で探してきた地域の美味しい食材、かわいらしいデザインの小物雑貨や映画のDVDまで実に多彩な商品を充実させ、販売しはじめたことです。

どの商品も適当に集めたものではなく、店主の世界観に沿ったものばかりでクリーニングに来たお客様のついで買いに大変好評とのこと。

お客様を売上別に見てみると、クリーニングは利用しないにもかかわらず、年間売り上げの上位にランクされる方がどんどん増加中とのことです。

せっかく長年培ってきたお客様との関係。

クリーニングだけにこだわっているともったいないと行動した結果なんですね。

そんな店主が目指しているのは「お客様から一生選ばれる店になること」

そうですよね。

いつも大切にし続けなければならないのは、お客様の役に立ち続けるということなんです。

様々な要因の結果、今現在扱っている商売に見切りをつけなければならないという瞬間が来るかもしれません。

ただ、そこで嘆いて何をやってももうダメだー。と思考を停止してしまうのではなく、このクリーニング店さんのように

「昔とは環境が変わった!それはわかった!じゃあ、昔と違う今の環境でお世話になっているお客様にどうやったら喜んでもらえるか考えるぞ!」

と行動することが大事なのだと思います。



読みながら思い出したのですが、先日尊敬する国際後継者フォーラムの二条彪先生に教わった企業の成長戦略の4原則。

1.今までと「同じ」お客様に、今までと「同じ」ものをより多く売る
2.今までと「同じ」お客様に、今までと「違う」商品を売る
3.今までと「違う」お客様に、今までと「同じ」ものをより多く売る
4.今までと「違う」お客様に、今までと「違う」商品を売る

この4つの中で一番難しいのは4番でできれば選ばない方が良い戦略。

今回のクリーニング店さんの場合、2番の
今までと「同じ」お客様に、今までと「違う」商品を売る

という戦略で成功されているのですねー。

ただ、想像でしかないのですが、このクリーニング店の店主は長年まじめに間違いのないサービスを続けてきたからこそ、お客様の心からの信頼を受けるようになり、

この人が選んだ商品なら間違いがないとお客様も安心して選べるという価値もあるのではないかと思います。


僕自身もこんな風にお客様に選ばれるサービスができたらと思います。



そんなわけで今日も元気いっぱい浅草は合羽橋(かっぱ橋)道具街にて飯田は営業しています!


それでは皆様!

良い料理生活を!