ワサビを究極に旨く食べる方法!〜鮫皮おろしでつくる究極のおろしワサビ~ | こちら合羽橋の料理道具屋6代目飯田結太のブログ

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こんにちは、料理道具アドバイザーこと合羽橋(かっぱ橋)の料理道具屋6代目の飯田結太です。

ワサビおろしという道具を知ってますか?

お寿司屋さんなんかで出てくるのですが、魚類の鮫(サメ)の皮を材料に使っているワサビ用のおろし器です。
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近くで見ると小さいボツボツが無数にあります
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頑丈なステンレス製も販売されているのですが、やっぱり風味良くワサビを擦るにはサメの皮がオススメです。


ところで、なんで鮫の皮なんか使うのでしょうか?


その答えは、【風味】が関係しています。


ワサビなど、薬味の風味は
熱に非常に弱く、擦る際の摩擦熱によって風味が飛んで無くなってしまいます。



風味の飛んだワサビはただ辛いだけ、なんだかムダにツーンっとするからタチが悪い(汗)


滑らかで摩擦熱が生じにくいサメ皮は、風味を損なわずにワサビを擦るには最適な素材!



ワサビおろし(通称サメ皮おろし)はスピーディーに海を泳ぎ回ために摩擦の抵抗を極限まで少なく進化したサメならではの特徴を活かした料理道具なのです。



鮫の皮ですりおろしたワサビは極上の生クリームのような風合いと風味を味合わせてくれます。



ちなみに江戸時代の頃からワサビをするには、サメ皮が一番とされていたそうです。


江戸時代からこの特徴に気付いていた日本人、凄いですよね( ̄▽ ̄)


客席で一人ずつ使ってもらうなら小サイズの鮫皮おろし。
厨房で一度にたくさん擦る場合は大きめのサイズが丁度いいと思います。
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擦りたてワサビのあの風味。

そのワサビをた~っぷりつけて醤油にくぐらせて食べるのが飯田流( ´ ▽ ` )

究極のワサビを食べたいときの参考にしてください!

それでは皆様、良い料理生活を!