偽札騒動
asahi.com:偽札、25都道府県930枚 コピー悪用し手軽に年末から全国の神社などで見つかった偽札は、25都道府県で約930枚にのぼることが、朝日新聞社の集計でわかった。いずれも1万円札などの旧札で、6都県では同じ記番号も見つかった。かつては印刷技術を持った大がかりな偽造グループによる犯行だったが、コピー技術の進歩が、お手軽なプチ偽造を生み出した。警察当局は、広域的な偽造グループと、模倣犯による連鎖的な犯行の両面から調べている。
偽札の使用は、初詣ででにぎわう神社・寺院に限らず、コンビニや有料道路、ガソリンスタンド、タクシーなどに広がっている。夜間に細かく折りたたんで出すなど、発覚しにくいように使われた場合が多いという。
パソコンや印刷機器などの性能向上に伴い、偽札事件は急増した。日本銀行によると、98年は807枚だったのが、01年には7千枚、02年約2万枚になった。
偽造法を紹介した雑誌も発売されている。「今や中学生でも自宅で偽札が作れる。昔のような大がかりな機械も、専門的な知識も必要なくなった」と警察庁幹部は言う。
メーカーによると、カラーコピー機には紙幣の偽造防止機能が組み込まれている。その一方、プリンターへの組み込みは、コスト面などから現在もほとんど実現していないという。
年始早々、スマトラ地震・津波も気になるのに、国内でも偽札騒動です。暗い気分になってしまいます。初詣で屋台が賑わう中での犯行。多くの被害が出ています。僕は学祭での屋台経験しかありませんが、屋台の営業って大変です。客呼び込みのために声を張り上げたり、どれだけ作っておくかの調整も難しかったり、などなど。それなのに、新年から騙されてしまうなんて悲しすぎます。
偽札の被害は屋台にとどまらず、コンビニやタクシーにまで広がっているとか。「騙された方が悪い」なんて言えません。コンビニの店員の方は万引きに注意を払いながら、レジの支払いでも紙幣が本物かどうかチェックしないといけなくなります。これじゃ、店員の人も疑心暗鬼になってしまうのではないでしょうか・・・。
この偽札騒動は、新紙幣発行がきっかけとなっているのは間違いなさそうです。偽造防止のために新紙幣には、見る角度によって模様の替わるホログラムを取り入れているみたいです。これも技術の進歩や、偽造する人間の執念でいつかは突破されるような気がします。
偽造する執念があるなら、仕事して稼げよ!
って思うのは僕だけではないと思います。
偽造紙幣の要因と考えられる、2つの要因について考えてみました。
1.偽造法を紹介した雑誌の販売
この雑誌は初期の段階で差し押さえになったそうですが、世の中に出されてしまった時点で、広がっていってしまいますよね。こういうのを発行する企業に限って「表現の自由」を主張するから、真面目に頑張っている人が報われないことになるんでしょうね・・・。
2.コピー技術の進歩
技術の進歩は本当に恐いです。技術は使う人によって、全く違う結果を生み出すことを顕著に表している例だと思いました。カラーコピー機に偽造防止機能が搭載されていることは知らなかったのですが、これからはスキャナやプリンターにまでその機能を搭載しないといけなくなりそうですね。
昨年、流行った「振り込め詐欺」といい、なんでこんなにも人を騙す犯罪が増加してきているのでしょうか・・・。人と人の関係が希薄でも生きていける社会になってしまっているのが一つの原因としてあるような気がします。
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