暫く、ゲーム感を取り戻す目的でゲーム中心のトレーニングできづいたことが…。
やはり、みんな素直。
自分で考えてできる子が増えた。
やろうとしていることを自分で考えることができるようになってきた。
難しいのは、競技を学ぶには人からの指導が必要であること。
今、指導通りにやろうと努める子と指導を聞いて自分でやることを判断する子がいる。
後者の子達を伸ばそうとすると指導を具体化したくなくなるし、それを前者の子達が聞くと曖昧にインプットされ、難しいと感じられてしまう。
選手も指導する側も今までにないトレーニング環境になってきた。
PKのキッカーの立場で駆け引きをみせる。
最初はやってみせて、やらせてみた。
でも、その子達の頭の中を探ってみると、
GKの立場で逆を突かれる感覚を体験してもらった方がインパクトを感じてもらえた。
素直だからこそ、競技をボードや形で教えるだけではなく、実感をさせることで、自己判断しようとする思考に触ることができるのではないか?
言葉では、俯瞰した眼で全体を見ること だけになるけれど、ゲームを極端にやることで、練習を重ねていることとは違う時間を作ることで、少しの時差の後、やり易い環境が作れるんだって実感をしてもらう。
暫くは言われたことを試す。
その後、言われたら直ぐに実行できる。
最後は、自分達で判断して実行できる。
チームをエスコートできる選手が複数いるし、
今まで重ねてきたことが土台となってプレーできる選手が殆ど。
面白い。
後、2年あれば良かった…なんてことを2年後に
思ってしまうのだろうか…
十分に考えられる。
攻撃的な思考・判断・スピードのトレーニングとして、3-3-1-1を導入した。
これに守備的な思考・判断・スピードのトレーニングとして、3-3-3も導入する。
いずれもロンドの進化形。
この時期に判断スピードの強化にステップアップ出来るとは思わなかった。
それでも、2年あれば良かった…なんてことを2年後に思ってしまうのだろうか…