ネットワークオーディオプレーヤーの更新を数年前より検討してましたが、ついに更新することができました。
EsotericのN-01XDを導入。

ディスクリートDACで設定がいろいろ弄くれるけれどもPCMのリファレンスはbit数のアップコンバートなしでモジュレーター周波数最高、ランダマイズが最も少ない設定。
これで出る輪郭が明瞭。中抜けしていないエネルギッシュな音の印象。両者があいまってエッジが効いたくっきりした音の印象が強い。
ハッキリと立ち上がる音は素性が悪いと粗が目立ちそうなものだが、そういった粗をまったく感じさせないゆえに澄んだ綺麗な音という印象を際立たせる。
同価格帯と比較しても輪郭の明瞭さは白眉な印象。ジャンルや好みによっては逆にエッジが効きすぎていて分離しすぎてきついと感じることがあるのかもしれない。
その場合は設定を変更すると分離が緩い感じにできるので、設定の使い分けをすれば致命的な問題にならない。
ただリファレンス以外の設定をメインで使う場合、この機種、この価格帯を選択する理由がどこまであるのかはなんとも言い難い。
基本的には初期設定の音の好みかどうかがこの機種を選択するかどうかの分かれ目になると思われる。
ディスクリートDACはチップと比べて数字上の特性が単純に優れているわけではないので、どれだけ特徴のある音、他では出せない音、聴感上より優れた音が出せるか、がポイントになる。
そういう意味ではそれなりにユーザーがディスクリートDACに期待しているポイントに適った仕上がりになっていると言えると思う。
ただ購入した人間が言うのもなんだが、比較試聴した感想としては同価格帯ならDAVEの方を選ぶ人が多いだろうなあという印象も持ってはいる。
どちらも特徴的な音には仕上がっていて、N-01XDの輪郭の明瞭さは優れているが、DAVEは躍動感があり、うねるような音の立ち上がり、下がり方は他のDACでは味わうことはできず、情報量が一段抜けているように思われる。一聴した感じではDAVEの方が魅力的に感じた。
その上でなぜN-01XDを選んだかというと
①Openhome対応のネットワーク部がある
DAVEにはDAC機能がないので結局ネットワークトランスポートが必要になる。Openhome対応のネットワークトランスポート自体の選択肢が多くない上に、音質的にも後で買い直したくならないくらい十分配慮されたものはさらに選択肢が少ない。
さらに伝送系統の不安もある。ハイレゾ各種網羅した伝送だとUSBになるが、USBの伝送はいろいろ言われている通りオーディオ用に最適化されておらず複数の問題が存在している。独自の伝送方式で改善された技術もいくつかあるが、その互換性が良くない。
結局DAVEを選ぶとその辺りで今後も悩まされ続けることになるし、価格的にも相応の追加コストがかかってしまう。
一体型でネットワーク部の電源も十分配慮されたN-01XDだとそうした部分で悩む必要がない。
②DAVEの独特の鳴り方が長期的に気に入る自信がなかった。
DAVEは抜きん出た情報量のある音だが、他の同価格帯のDACがどれも音源の情報を再現できず抜けてしまっているとは考えづらい。
ならばその情報量は独自のフィルターによりもたらされるものと考えると,その人為的に作られたのではないかという鳴り方が気に入るかどうか、ということになる。試聴時の印象は少し割り引いて考えた方がいいと思えた。
ただN-01XDも自宅で使ってみるとリファレンス設定は分離が良すぎて、万能に音が優れているとは断言しづらい。このあたりは結果的にはどっちもどっちであったように思われる。
③DAVEの後継機種の時期が近いかもしれない
DAVEは現地での発売から4年近くが経過しており、新機種が出てもおかしくない。発売元はまだまだ、と言っているが、そんなものはセールスに影響を及ぼさないように発売目前になるまで否定するに決まっている。
後継機種が出た型落ち機種を型落ち価格で買うのも好きなのだが、型落ちする直前に型落ちしていない価格で買うのはあまり精神衛生上よろしくない。
しばらく出ないにしても、もしかしたら出るかもしれないという恐怖に怯えることになる。
ならば後継機種が出るまで待つかというと、いつ出るか分からないし、これだけ評価が確立している企業が次のハイエンドDACを作るなら、さらに上の価格帯で出してくる可能性が高い。
結局DAVEを今買うことを検討するといろいろ気になってしまうのだ。
④プリアンプの問題
DAVEにはデジタルボリュームコントロールが付いており、プリアンプがなくても動作できる。
ただその機能は評価が定まっておらず、オマケ機能であって別途プリアンプが必要という意見も見られる。
その辺りの機能が万人に納得させられる出来にできなかったのが少し惜しいように感じる。
N-01XDにも正直プリアンプを付けて欲しいところだったが(リファレンスがアップスケーリングなし設定だからか)音質悪くなるのでデジタルボリュームコントロールはできないと割切られてしまう方がかえって好印象にはなる。
⑤並行輸入品の存在と内外価格差
DAVE自体は並行輸入品が存在し、そちらから入手すれば、比較的廉価に入手できる。ただこの価格帯で保障が不十分になるのは不安ではある。
そもそも並行輸入品が安くなると言うのは内外価格差が大きいからである。
どこから買うか、内外価格差を許容するのか、そういうところでモヤモヤしてしまうのはあまり好きではない。
と列挙してみると音質とは別の部分が決め手になった感が多いなあと思える。
まあDAVEにしろN-01XDにしろ情報量の多さ、エッジの効きの強さが多ければ多いほど良いかというと、手放しにそうだとは言いきれないところがあると思う。
真空管アンプやアナログレコードやホーン型スピーカーなどの人気がそれと似たことなんだとは考えている。
あえてチップを選ばずディスクリートDACを選ぶハイエンドDACの世界はそういう好み次第の領域に入っているのかもしれない。
ただ、他の機種の経験から言うと所有満足度が高いのは平凡で無難に上質に仕上がった機種ではなく、どこかぶっ飛んだ機種の方が愛着が沸く。それにディスクリートDACはDACチップの新製品の報道に惑わされずに済むので、長く付き合うつもりの機種ならディスクリートDACはお勧めではあるとは考えている。
EsotericのN-01XDを導入。

ディスクリートDACで設定がいろいろ弄くれるけれどもPCMのリファレンスはbit数のアップコンバートなしでモジュレーター周波数最高、ランダマイズが最も少ない設定。
これで出る輪郭が明瞭。中抜けしていないエネルギッシュな音の印象。両者があいまってエッジが効いたくっきりした音の印象が強い。
ハッキリと立ち上がる音は素性が悪いと粗が目立ちそうなものだが、そういった粗をまったく感じさせないゆえに澄んだ綺麗な音という印象を際立たせる。
同価格帯と比較しても輪郭の明瞭さは白眉な印象。ジャンルや好みによっては逆にエッジが効きすぎていて分離しすぎてきついと感じることがあるのかもしれない。
その場合は設定を変更すると分離が緩い感じにできるので、設定の使い分けをすれば致命的な問題にならない。
ただリファレンス以外の設定をメインで使う場合、この機種、この価格帯を選択する理由がどこまであるのかはなんとも言い難い。
基本的には初期設定の音の好みかどうかがこの機種を選択するかどうかの分かれ目になると思われる。
ディスクリートDACはチップと比べて数字上の特性が単純に優れているわけではないので、どれだけ特徴のある音、他では出せない音、聴感上より優れた音が出せるか、がポイントになる。
そういう意味ではそれなりにユーザーがディスクリートDACに期待しているポイントに適った仕上がりになっていると言えると思う。
ただ購入した人間が言うのもなんだが、比較試聴した感想としては同価格帯ならDAVEの方を選ぶ人が多いだろうなあという印象も持ってはいる。
どちらも特徴的な音には仕上がっていて、N-01XDの輪郭の明瞭さは優れているが、DAVEは躍動感があり、うねるような音の立ち上がり、下がり方は他のDACでは味わうことはできず、情報量が一段抜けているように思われる。一聴した感じではDAVEの方が魅力的に感じた。
その上でなぜN-01XDを選んだかというと
①Openhome対応のネットワーク部がある
DAVEにはDAC機能がないので結局ネットワークトランスポートが必要になる。Openhome対応のネットワークトランスポート自体の選択肢が多くない上に、音質的にも後で買い直したくならないくらい十分配慮されたものはさらに選択肢が少ない。
さらに伝送系統の不安もある。ハイレゾ各種網羅した伝送だとUSBになるが、USBの伝送はいろいろ言われている通りオーディオ用に最適化されておらず複数の問題が存在している。独自の伝送方式で改善された技術もいくつかあるが、その互換性が良くない。
結局DAVEを選ぶとその辺りで今後も悩まされ続けることになるし、価格的にも相応の追加コストがかかってしまう。
一体型でネットワーク部の電源も十分配慮されたN-01XDだとそうした部分で悩む必要がない。
②DAVEの独特の鳴り方が長期的に気に入る自信がなかった。
DAVEは抜きん出た情報量のある音だが、他の同価格帯のDACがどれも音源の情報を再現できず抜けてしまっているとは考えづらい。
ならばその情報量は独自のフィルターによりもたらされるものと考えると,その人為的に作られたのではないかという鳴り方が気に入るかどうか、ということになる。試聴時の印象は少し割り引いて考えた方がいいと思えた。
ただN-01XDも自宅で使ってみるとリファレンス設定は分離が良すぎて、万能に音が優れているとは断言しづらい。このあたりは結果的にはどっちもどっちであったように思われる。
③DAVEの後継機種の時期が近いかもしれない
DAVEは現地での発売から4年近くが経過しており、新機種が出てもおかしくない。発売元はまだまだ、と言っているが、そんなものはセールスに影響を及ぼさないように発売目前になるまで否定するに決まっている。
後継機種が出た型落ち機種を型落ち価格で買うのも好きなのだが、型落ちする直前に型落ちしていない価格で買うのはあまり精神衛生上よろしくない。
しばらく出ないにしても、もしかしたら出るかもしれないという恐怖に怯えることになる。
ならば後継機種が出るまで待つかというと、いつ出るか分からないし、これだけ評価が確立している企業が次のハイエンドDACを作るなら、さらに上の価格帯で出してくる可能性が高い。
結局DAVEを今買うことを検討するといろいろ気になってしまうのだ。
④プリアンプの問題
DAVEにはデジタルボリュームコントロールが付いており、プリアンプがなくても動作できる。
ただその機能は評価が定まっておらず、オマケ機能であって別途プリアンプが必要という意見も見られる。
その辺りの機能が万人に納得させられる出来にできなかったのが少し惜しいように感じる。
N-01XDにも正直プリアンプを付けて欲しいところだったが(リファレンスがアップスケーリングなし設定だからか)音質悪くなるのでデジタルボリュームコントロールはできないと割切られてしまう方がかえって好印象にはなる。
⑤並行輸入品の存在と内外価格差
DAVE自体は並行輸入品が存在し、そちらから入手すれば、比較的廉価に入手できる。ただこの価格帯で保障が不十分になるのは不安ではある。
そもそも並行輸入品が安くなると言うのは内外価格差が大きいからである。
どこから買うか、内外価格差を許容するのか、そういうところでモヤモヤしてしまうのはあまり好きではない。
と列挙してみると音質とは別の部分が決め手になった感が多いなあと思える。
まあDAVEにしろN-01XDにしろ情報量の多さ、エッジの効きの強さが多ければ多いほど良いかというと、手放しにそうだとは言いきれないところがあると思う。
真空管アンプやアナログレコードやホーン型スピーカーなどの人気がそれと似たことなんだとは考えている。
あえてチップを選ばずディスクリートDACを選ぶハイエンドDACの世界はそういう好み次第の領域に入っているのかもしれない。
ただ、他の機種の経験から言うと所有満足度が高いのは平凡で無難に上質に仕上がった機種ではなく、どこかぶっ飛んだ機種の方が愛着が沸く。それにディスクリートDACはDACチップの新製品の報道に惑わされずに済むので、長く付き合うつもりの機種ならディスクリートDACはお勧めではあるとは考えている。




















































