モルガンお雪(2024.4.18) | 京翁の独り言

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・前回紹介した“モルガンお雪”と呼ばれる女性をご存知でしょうか。お雪は明治時代から昭和時代を生きた女性で、アメリカの大富豪J.P.モルガンの甥と結婚し、「近代史上最高の玉の輿」「日本のシンデレラ」と呼ばれた女性です。
・モルガン財閥はアメリカ合衆国の四大財閥の一つで、今話題になっている、「日本製鉄が買収を進めている」USスチールも1901年に設立した。
・お雪がジョージ・デニソン・モルガンと出会ったのは20歳の頃。ジョージの日本への旅行は失恋旅行だったようです。京都滞在中にお雪に心を奪われたジョージはお雪に求婚。その後一旦は帰国しましたが、なんとこの時代に4年間で3度も来日し、求婚しているのですから、お雪もその誠意は感じていたのでしょう。
・その時に彼が宿泊したホテルがウェスティンホテル(当時は都ホテル)。その後も度々このホテルに滞在した記念に、1905年に灯籠を寄贈した。
・芸妓名は雪香。お雪は祇園の芸妓だったのです。お雪の姉は加藤楼(白川巽橋辺りに現存)というお茶屋を経営していて、その関係でお雪も14歳で芸妓となりました。働いていたのは加藤楼ではなく当時は格下とされていた外国人専用の小野亭という店だったようです。ここで、ジョージと出会い、ジョージは4万円という金額(現在の約8億円相当)を払い、お雪を妾ではなく本妻として迎えたのです。
・横浜で結婚式を挙げ、その後ニューヨークに渡った二人ですが、社交界とモルガン一族の目は冷たく、日本に一時帰国するも「金に目がくらんだ女」と言われ、祖国日本も安住の地ではなかったようです。二人はパリに移り住みますが、お雪が34歳の時にジョージは心臓麻痺で44歳という若さで亡くなってしまいます。その後もいろいろと物語があります。いつかNHK朝ドラで取り上げられることを期待します。

・你们认识我上次介绍的那个叫“摩根御雪(Morgan Oyuki)”的女人吗? 御雪是一位生活在明治时代至昭和时代的女性,嫁给了美国亿万富翁J.P.摩根的侄子,被称为“近代史上最好的轿子”和“日本的灰姑娘”。 
・摩根集团是美国四大企业集团之一,它还在1901年创立了美国钢铁公司,目前正在热议被日本的新日铁收购。 
・御雪在20岁时遇见了乔治·丹尼森·摩根。 乔治的日本旅行似乎是一次令人心碎的旅行。 在京都逗留期间,乔治爱上了御雪并向她求婚。 之后他一段回到了美国,不过四年内三次访问日本并求婚。御雪一定感受到了他的诚意, 
・当时入住的酒店是威斯汀酒店(当时的都Miyako酒店)。 1905年,她捐赠了一盏灯笼以纪念她们多次入住酒店。
 ・艺妓的名字是雪香Yukika。 御雪是祇园的艺伎。 御雪的姐姐经营着一家名为 Katoro 的茶店(目前仍存在于白川辰巳桥附近),大雪在 14 岁时成为一名艺伎。 看来她并不是在加藤楼工作,而是在一家名为小野亭的餐厅工作,这家餐厅在当时被认为是低级餐厅,只接待外国人。 正是在这里,她遇到了乔治,乔治付给她四万日元(相当于今天的约八亿日元),并把御雪当作他的合​​法妻子,而不是他的妾。 
・两人在横滨结婚,后移居纽约,但社会和摩根家族对她们冷淡,即使暂时返回日本,也被称为“被金钱蒙蔽了双眼的女人”,她的祖国日本也很冷淡,看起来不像一个安全的避风港。 两个人搬到了巴黎,但在御雪34岁时,乔治因心脏病去世,年仅44岁。 之后还有很多其他的故事。 我希望有一天她会出现在 NHK 早间电视剧中。