ビアリッツの夜は散々でしたが
感冒薬を飲んだおかげか翌朝は多少落ち着き
朝ごはんのキッシュをマーケットで調達してきた友人を横目で見ながら、私も出発の準備をします
ビアリッツまでわざわざやって来たのは、次の目的地スイスに向かう飛行機に乗るため
24時間にも満たない短い滞在でした
往路の反省を生かし、タクシーで空港まで移動します
なんと快適なことか![]()
ホテルのお兄さんお勧めだけあって人気なのか、運転中も運転手さんの元にはたくさん依頼の電話がかかって来ます
改めて、本当に小さな空港!
主にエールフランスが運航しているせいもあってか
犬連れのお客さんが結構いらっしゃる
(エールフランスは客席にペットの同伴が可能なのです
もしかしたらヨーロッパでは他のエアラインもそういう対応が多いのかも!)
フランスだから見逃してもらえるかも…という安易な考えは見事に覆されお水を没収されてしまったので
機内でいただいたトマトジュースが野菜不足の体にも染み渡りとても美味しかった!
無事ジュネーブに到着、荷物もすんなり出て来ました
昨日の今日でお水が手元にないこと恐怖症の私は、500mlで3.9CHF(800円弱!)というさすがスイスの空港価格ながらお守りのお水を早々に購入、
予定よりだいぶ早く電車に乗り込みました
少し心配していたSBBアプリ経由のチケット購入もすんなりできて
ローザンヌのホテルまで1時間弱、列車も快適な座席が確保できたし、座席のプラグで携帯の充電を始めようかと鞄をゴソゴソしていたところ…
「我々のコントロール不可能な理由で、この列車は出発しません。降りてください」
と青天の霹靂のようなアナウンスが![]()
何が何だか分からないまま電車を降り、駅員さんらしき人に話を聞く
人身事故だとか![]()
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下手に移動せず、このまま運行の再開を待った方が良いと言われ
駅構内で時間を潰すことにした私たち
(スイスの駅員さん、英語が上手で助かりました!)
一番奥のスーパーで2CHFで売ってる1.5ℓのお水を発見した頃からなんだかどっと疲れが出て
その後移動したカフェで1時間以上うたた寝して過ごしていました
気丈にカフェで調べものをしながら、列車の運行再開を知らせてくれた友人に促され、ホームに降りた私たち
発車時刻が近いし乗っちゃおう!と乗り込んだ車両が
またもやダブルデッカー、、、しかも激混みで一階にも二階にも動けない![]()
疲れてる私は全く動きたくなく(というか大荷物だし動けない)
その場に止まる覚悟を決めたのですがこの時の同乗者がフランス人?じゃないかもしれないけどフランス語話者の若者たちで、バカンスなのか大盛り上がり
…とにかく話し声がうるさい!!!
あまりのStuffyな空間に元気な友人もマスクを取り出し
後で聞いたら彼女の頭もガンガンしたと言っていました
この旅の教訓→「フランス人は本当によく喋る
」
(色眼鏡発言をすみません、全員に当てはまる訳では勿論ないですが、ユーモアに変えないと本当に厳しすぎました…)
なんとか途中で彼らは降りてくれたので、最後の20分くらいは平和な気持ちで車窓を眺めながら移動できました
ローザンヌでは駅徒歩1分のホテルを選んでおいて本当に良かった!!
またもや満身創痍の私は20分お昼寝の時間をいただき
せっかく来たんだし、午後遅めから少しだけ市内観光に出かけることに
友人の勧めもあり、道が平坦そうなウシー地区へ
オリンピックミュージアムがある所です
レマン湖💙
驚くほど水が綺麗!そして野生の白鳥!!
対岸はお水で有名なフランスのエヴィアンです
伝わりますよね?この美しさ!
一応オリンピックミュージアムの記念公園まで来てみた
面白いに違いないけど、体力が残ってない私と、時間のない友人は拝館は見送ります
湖の中に25mプールがあるんです![]()
普通に皆泳いでいました
翌日朝から観光に出かける友人は今日のうちに旧市街まで回りたいということで、私とはここでお別れ
ローザンヌ駅まで戻って、閉店間際のスーパーに駆け込んだ私は野菜を調達し、この日は部屋食です
数日ぶりの生野菜が、そしてオレンジジュースが、、、本当に美味しかったー!!
私ジュースって普段全く飲まないのですが、本気で美味しかったです
どれだけ身体がビタミンを欲していたのか…
(お部屋にカトラリーがなくて、スプーンで食べている点は見逃してください笑)
お部屋から見下ろしたローザンヌ駅
19:15でもこんなに明るいのはやはり夏のヨーロッパ
欲張って結局この日の午後もけっこう歩いてしまったので
夜はもう文字通りクタクタ
改めて体調の怪しさを感じた私は、カロナールを飲んで眠ることにしました
ポケットティッシュと鼻うがいキットは忘れて来たけど、辛うじて風邪薬は荷物に入れた自分を褒めてあげたい!!
つづく。











