さあ、そろそろ旅は大団円へ!!
ローザンヌから一路、ドイツ近郊のValsを目指して5時間弱の列車の旅です🚃
正直、私のスイスに対する思い入れといったら
愛の不時着のロケ地だったことくらいで笑
もちろん行ってみたい気持ちはあったものの
敢えてここに!みたいなのは全くありませんでした
が、今回旅の友が数年前に訪れたValsのスパを再訪したいと
諸事情分かっていない私にとっては謎の熱量で推して来たので
意味不明ながらも、彼女を信じて旅程に組み込んでいました
なので、体調不良になる前からスパの予約は取っていて
曜日も悪かったのですが1人85CHFって

日本でサウナを楽しむことを考えたら一体何倍ですか⁉︎
風邪気味とか言ってる場合じゃない額のチケットを既に買っているので
何が何でも楽しまなければと
半信半疑で向かったのが我々の最終目的地でした
朝方電車に乗った時はですね、
何かのフェスに向かう親子連れと同じ車両で
末娘の女の子はとっっても可愛くて、車内でおめかしを頑張っていました
夏休みですねー
Bernを過ぎた頃辺りから
車窓の景色がちょっと変わって来たのを実感
チューリッヒでの乗り換えも驚くほどスムーズでした
山中の駅直結のカフェでおそらく働いているであろう
スナフキンのように歌いまくる青年と隣席で
怪しい人なのかと若干ドキドキしていましたが
単に気の良いお兄ちゃんだったことが判明してほっとしたり
長時間で大変かなと思っていたけど、なかなか楽しい列車の旅でした!
最終経由地のイランツに到着して、路線バスが動き出した瞬間
私たちの目に飛び込んできたのはそれはそれは美しいい景観
友人は再訪のはずなのに、バスの座席を左右に移動して写真を撮りまくっていました笑
Valsに着いて、感動のあまり撮ってしまった一枚↓
友人一押しのホテルも最高でした♡
山の可愛いホテル感♡
隈健吾さんデザインの事務所?が近隣にあるとかで
友人はテンション上がりまくっていました
景観に溶け込んでいるけど、さすがの存在感
ホテルのお兄さんが1km位先に無料の展望スポットがあることを教えてくれました
ゴンドラで上まで行ける!
これね、本当に無料のレベルじゃないです
ザ・スイス🇨🇭
結構な高度を上がりました
トップはこんな感じです
雪山が近い!アルプス!
写真では伝わりきらないでしょうが…
ものすごい感動を胸に下山し、その頃には私の体調はかなり良くなっていました(たぶん気のせい)
いよいよお目当てのスパへ向かいますが
この時のグーグルの案内が結構酷くて
ホテル裏口から入場することになりました笑
なんであんな坂道を上らなきゃならなかったのか、本当に謎です…
何はともあれ、最高峰のスパと謳われるだけのことはあるというか
7132では最高の時間を過ごすことができました
(写真撮影が一才厳禁なので具体的にはお伝えできないのですが
いわゆるサウナともスパとも一線を画す真にアーティスティックな空間で
美術館にいるのかスパにいるのか、と
感覚がぐわんぐわん揺さぶられる大変素敵な建築でした)
行きのバスで前の席に座ってたお兄ちゃんが
まさかのスパ勤務のスタッフで
暫し世間話をしたのも良い思い出です
閉館時間ギリギリまで堪能し、ホテルのお部屋も見てみたいという友人は置いて笑
私は体力温存でさっさとひとり先にホテルに戻ります
この道も良くてね…
ヤギの親子がいるんですけど、首に鈴をつけていました
分かりますか?ハイジに出て来るあの鈴の音が
普通に道を歩いてるとカラコロ聞こえてくるのです
いや本当に、天国ですかここは
部屋に帰って間も無く、友人も急ぎ足で帰って来たので
久々の二人揃ってホテルのレストランでごはん
復活してきたものの、案の定私は相変わらず食欲不振だったので
Traditional Barley Supeとやらを頼みました
(写真ないけどこれが本当に美味しかった!!)
友人は前回5年前とおそらく同じ、ロールキャベツ的な?グリルを注文してましたが
これもほっとするお味で涙が出そうに美味しかった
全然上手く伝えられれいない気がするのですが…
友人がこの地をおすすめしてくれた理由が本当に分かった!
美しすぎる自然と、私たちと同じようにこの土地に魅せられて、素晴らしい建築を残したアーティストたちの想い
7132も、何十年経っても、経年劣化がより味わいを出すことを前提に建設された施設だそうで
建築家って凄いなあと思いました
スイスって建築の国でもあるのですね
言葉にできないくらい、本当に素敵な一日でした