(そろそろただの旅行記を脱して、心の機微に触れていきます
ということでテーマをyogaに変更しました)

翌朝はシヴァ神の御神体、アルナーチャラ山を上ります
中腹のラマナマハリシが瞑想されたという寺院を目指して7:00出発

ラマナマハリシ、私もこの旅に来るまで全く知らなかったのですが
たしか14才?で悟り始めてアルナーチャラに呼ばれてこの地で生涯を送った、いわゆる聖者です
チェンナイで同室だったKちゃんに教えてもらったYouTubeを出発直前に見て
「なんかすごいな」と思ったのですが
きっと皆さまそう感じるはず!ご興味あれば検索して見てくださいね

で、アルナーチャラはそんなに標高は高くないけどまあまあな山道
私は例によってスニーカーですが、こちらも巡礼の登山なので、裸足で臨む仲間もいました
歩きやすい道だから裸足も気持ち良いよって💡
アーシングですね
意外と整備されていたのでたしかに素足が気持ち良い登山道だったかもしれません


登山道はラマナアシュラムの中のゲートからスタート
岩山の上から私たちを見送ってくれるカッコ良いワンコに遭遇しました
あ、本当に初っ端は孔雀もいたな、木の上に。
どうしてあんな巨体が木の上に⁉︎ってKちゃんとわちゃわちゃしてたら静かにしろって注意された笑



まあそんな感じで和気藹々始まった登山でした

凛々しい山のお猫様も



兄弟で戯れ回ってた片割れのこの子も、可愛いけど山の猫感がすごい!



道中は当然お猿さんもいらっしゃいました

こちらの気持ちよい場所で瞑想していたところ↓

私たち一行のメンバーがお猿さんにバッグを盗られそうになってさあ大変ガーン

危うく彼女が岩から落ちるかと思われましたが

パンガジさんのレスキューの甲斐あり、九死に一生とはこのことか…

無事バッグも取り戻したMちゃんの強運にはほんと頭が下がります(チェンナイでは落としたクレジットカードも戻って来たしね笑)



ということでこの日の教訓=猿は恐ろしいプンプン

Don’t smile to them - don’t show your teeth (威嚇と勘違いされるから歯を見せて笑ってはいけない)←居合わせた登山客の方に忠告されました

読者の皆さま、頭の片隅に置いておいてくださいね

いつか役に立つかもしれません


さて、お寺の下手にある洞窟での瞑想は湿度と温度がなんとも言えなくて

ガンジス沿いの洞窟での体験を思い出しました

再び山道を上って寺院での瞑想は疲れなのかこの場所のエネルギーにやられたのか、強めの眠気が襲って来てちょっとクラクラしましたが

凄い場所でした 良い時間を過ごせた気がします

何よりこのメンバーで行けたのが良かったなと思いました

皆ヨガが好き、瞑想が好き

ひとりの世界に落ち着くことの大切さを分かっているから

多くを語らなくても心地の良い距離感を察知して

ワイワイ楽しむ時は皆でガヤガヤ大爆笑するし

そっとしておいてほしいとき、ひとりの時間に浸りたいときは

放っておくし放っておかれる

かと言って誰ひとり置き去りにはしない

モモ先生の大胆で熱心で一途で、時には暴走しそうなパワーが大好きで、遥々インドまで付いていったメンバーだからか

素晴らしいコミュニティだなと思いました

羽田で初めましての直後から何となく感じてはいましたが

ここに来て改めて、本当に居心地が良い


そうなんです、私は幸福感に満たされ始めていました


チェンナイは四つ星ホテルだったわりにタオルがなんかふわふわしてないな、とか

頑張ってリキシャの交渉したはずなのに、何で見当はずれの場所に連れてこられちゃうんだろう、とか

ティル到着直後は何が楽しくて私は年越しの瞬間をこの部屋で迎えてるんだろう、とか笑

ちょっと悲しく感じた瞬間も正直あったのですが

ここがヨガを長年やってる恩恵なのか

寧ろこんな逆境を体験できるなんて凄すぎる!と開き直ったら、全部が楽しくなったんですよねてへぺろ

ギリプラダクシナの最中、参加者のお一人Kさんも笑ってました

「私の海外旅行って言ったら、パリや南の島で優雅に過ごすイメージだったのに、何でお正月にここに来ちゃったんだろう笑い泣き

後日最高齢の参加者さん(たぶん御年over70)とお話した時は明るくこうおっしゃってました

「まさかこの年になってこんな場所に泊まるとは思わなかったわー笑い泣き

(この方のバイタリティ本当に凄かった!皆と一緒にギリプラダクシナも無事完歩、凄すぎる!)


…ですよね

こんな体験普通はしないんです

こんな場所まで普通来ないんです

モモ先生がいてくださったから、私たちは呼ばれてこんな不便なインドにやって来て、そしてラマナマハリシの教えと繋がったのだと思いました

主宰のモモ先生も、10年前から来たいと思っていてようやく念願成就した場所だったそうで

…私はふらっとやって来てしまったのでなんだか恐縮でしたが、

「呼ばれる」ってこういうことなんだと思います

何かを得られるという期待など全くしてなかったけれど

数日間の滞在を経て、たくさんの気付きをいただけました


山を下り、アシュラムの中の菩提樹が一際美しいと感じました





ということで一大イベントを終えたので、この後はブランチへGO!

(感傷的な文章の直後に、また食べる話ですみません🙇‍♀️)

私がちょっと気になってたお店へ同室のAちゃんとてくてく向かいます

店内はネパールっぽい雰囲気



Aちゃんがモモを頼んでくれたので、私のサグパニールと半分こ♡





このカフェのオーナーのご兄弟が近所でアーユルヴェーダの治療院をやってるとかで

私が興味津々でチラシを見てたら、電話してやるからこれから行ってみろ!と仰せになる

こういう思いがけない提案に乗れちゃうのはこの旅の良いところです

どうやって時間を潰そうか悩んでいたので笑、とりあえず様子を見に行くことにしました



ここにも牛がいる〜🐮


視察の結果、結構良さそうだったので

(院長のご主人がカッコ良かったラブ)

何も予定がない翌日のお昼に予約を取りました



↑これ、クリニックの玄関先にて。

新年の縁起担ぎなのか、どこもかしこもこういうのが描かれてる

一体誰が描いてるんだろう…インド人手先が器用すぎる!


時間を持て余した私たちは、もう一つ私が気になってたカフェでお茶することに。



もう年明けたんですけどね、クリスマスまだ引きずってた笑


ここがですね、個人的にめっちゃ良くて!

チョコバナナケーキとビーツのラッシーが期待値を3倍ぐらい上回る美味しさでした!!



Aちゃん曰く、ロシア人のお客さんが多かったらしいです


この後はラマナアシュラムでアシュラム宿泊組メンバーにお供して、大変美味しいご飯をいただきました🙏

バナナの皮の上に盛られるごはんは、もちろん右手で完食いたしました!!


そして翌朝。お宿のすぐ外で孔雀さんに遭遇おねがい



良い初夢も見られたし、めでたい気分しかしませんでしたラブ








インドは楽しくなっても、鼻うがいは必須でした!

インフル蔓延中の日本は尚更!