私が初めて映画「国宝」を鑑賞したのは
ほぼほぼ今から一年前
通っていたピラティススタジオで超話題作になっていたからで
とりあえず行ってみようかな的な感じで
何の予習もなく出かけたのでした
それは予想外に素晴らしい内容で
2回目も見に行き(ここはエアコン故障事件とも重なって生涯忘れないだろう1日になりましたが笑)
日本の伝統芸能の中でも、そもそも歌舞伎は親しみやすいというイメージが元々ありましたが
この度の体調不良で予定していた関西旅もキャンセルし🥲
なのでせめて近場で楽しめるものをと考えて
急遽鑑賞させていただく機会を選びました
演目は、国宝で一躍有名になったであろう「京鹿子娘道成寺」
だから私も行こう!と思ったんですが
行って良かったです

今回はMonTakanawaのオープニングイベントということも相まって
歌舞伎初心者が理解しやすいよう構成が組まれていました
私は20年以上前に何度か観劇したことはあったものの
はっきり言って国宝を見るまで歌舞伎の何とやらみたいなものを全く関知していなかったので
初心者用の前段の解説が大変参考になりました
三味線にも色々種類があるんだなーとか
鳴物の大太鼓の演奏一つにしてもバリエーションが様々あること
道成寺ものにも色々な種類があること
元来の道成寺のエピソードは女の執念と蛇をテーマにおいた
なかなかにおどろおどろしい話であったかことなど
初心者として、大変興味深く拝聴しました
口上というのも今回初めて傾聴しまして
(昔の観劇は途中参加途中退場みたいな、全く気持ちが入っていないものだったので…)
高輪と音羽屋の繋がりについて菊五郎さんが朗々とお話される内容に
何だかじんときてしまいました
で、本編なのですが。
女方ってすごい
もう本当にその一言が全部でした
とにかく女なんですね
鞠つきの仕草
花笠踊りの華やかなこと
見事な早着替え
見返り美人的な所作(当日朝ぎっくり背中をやっていた私には、あんなきれいな後屈はしばらく出来ないな…という遠い視線で見てしまったこと😂)
「くどき」の艶かしいこと
クライマックスの、鐘の上に這い上がった際の凄まじい迫力
国宝の中で吉沢亮くんと井上流星くんが体現していた歌舞伎の世界
実世界で体験した時にこんなに素晴らしいと感じるとは。。。
同時にスクリーンの中とはいえ
感動必至の演技をおさめた2人の努力はいかばかりだったろうかと敬服の感でした
改めて、歌舞伎は面白いです!!
かぶく=傾く
から来ているそうで
元来は常軌を逸している、華やかで異次元、みたいな意味があったそうですが
そこから歌、舞、伎(=技)を極める芸能として現在の漢字を当てるようになったんだとか
今回は八代目菊五郎の演目鑑賞でしたが
他の一門だったらまた別の演じ方だったんだろうか、とか
同じ音羽屋一門でも、歌舞伎座みたいな伝統的な花道のある劇場で観たらどんな感じになったんだろうとか
そもそもあらゆる舞台は一期一会ですが
歌舞伎すなわちお家芸みたいなところもあるので
相当奥深くてファンが絶えないのも分かるなあという印象でした
またぜひ、次回はしっかりと歌舞伎座などで
観劇したいものです
その際は、永らくご無沙汰しているお着物で行けたら素敵だな…
何事も健康であればこそ。鼻うがい推奨します!
