てくてく歩いて、辿り着いたのはこちら




先ほど渡った吊り橋が上の方に見えます

写真向かって左手に小さな洞窟があり、
この後ろには小さな寺院があります
Wikiの伝説に加えて、ご自身の死期を悟った聖者(お名前失念してしまいましたが…)がこの場所で水に浸かりながら召されたことでパワースポットとして知られているそうです

ここで暫し座り、瞑想の時間

私は超能力を否定することもしませんが、そこまでスピリチュアルな人間ではありません
けれどここでは猜疑心と天秤にかける必要はありませんでした
水の流れる音に耳を澄ませていると
現世を離れてすうっと自然に内側へ、波長の長い世界へワープできるようなそんな不思議な感覚がありました

良い場所に来たときの先生は最強で
何かが降りてきたように澱みなく情熱を込めて話してくださり
その場に居た一人一人に刺さる内容でした

先生の実体を通して私たちが受け取ったその感覚は確かにあるもので
幾重にも重なった薄い織物のような眼に見えない何かしらを感じました
決して怪しいものではなく、何だか不思議なその感覚が私には愛おしく
とても満ち足りた時間でした


翌日はトレッキング!
美しい朝日を山登りのバスの車内から拝んで



途中立ち寄った山中のラジオ局

ご親切にお手洗いを貸してくださって

そこから見上げた山肌はなかなか険しい



バスで上る山道は文字通り断崖絶壁の連続で

何度「ここから落ちたら…」と想像したことか

後から知った話ですが、道中先生はずっと無事を祈ってくださっていたそう



ここからいよいよ上ります!
目指すは標高3048mのカルティックスワミ寺院


登山道はよく整備されていて上りやすかった

去年突然連れて行かれた塔ノ岳を思えば、楽ちん〜口笛



着いたー!!





ここで暫し瞑想

山頂で出会ったわんこが私たちに合流してくれて

静かな時間を一緒に過ごしたのは良い思い出です



ポテト率高めのお弁当、美味しかった



ヒマラヤを拝める場所で過ごした時間
風の音、冷たい空気とお日さまのあたたかさ、全てがとても有り難かったです

てくてく下り、バスに乗り込んで更に降り、
このままホテルだなー口笛と思ってたその時
突然の立ち往生
小さなトラクターを荷台に積み込もうとしていたトラックが立ち往生して道を塞いでいました
結果バスは通れず、私たちは暫く歩いて降りることに(インドあるある)

そんなにお疲れモードでなかった私はこの下り坂が楽しくて
途中結婚式の集団に出会ってお祝いしたり
山頂とはまた違う山の空気を感じながら
最悪あと15km歩いて降りれば良いんだなー🎵と極めて楽観的でした

意外と早く迎えのジープがやって来たので
楽しい山下りはすぐに終了したのですが
こういうハプニングを楽しもうとする人たちが私の他にもいて、なんだか素敵だなと思いました

インド式シャワーを浴びて、スッキリした後は待ちに待ったディナータイム
なんとSanjeevのはからいで、サプライズパーティーが準備されていました!!



キャンプファイアー🔥



一週間禁酒のはずが、せっかくなので用意していただいたワインもいただき🍷✨



右上のトマトスープが絶品ラブ

私も含め、最初は全然その気でなかった皆も
インド音楽にのせて踊りました💃

それもこれも全てSanjeevのおかげなんです
最初こそ少し警戒していたけれど、彼はすごい
複数のホテルを経営する敏腕ビジネスマンでありながら
ヨガやインド哲学に造詣が深くて、彼の解説は分かりやすくて面白い
日本語もめちゃくちゃ堪能
多くの日本人ヨガティーチャーが頼りにしているのが頷けます
そしてこの巻き込み力!!

私とは全然タイプが違うから真似しようと思う気持ちは全く起きないけれど
見習うべきところが沢山ある魅力的な人だなと思いました

見上げれば星が綺麗で
既にお気づきの方も多いと思いますが
私はこの場所が本当に好きで、ただただ幸せでした
ルドラプラヤグ最後の夜は、やさしさで満ちていました