6000系 東京メトロ
東京メトロ千代田線~常磐緩行線と小田急線を走っていた。
6000系は1968(S43)年にチョッパ制御車として登場した。
当時は帝都高速度交通営団という名でした。
6000系は試作車も2編成あり2次試作車の01Fから35Fまで全35編成が製造されたが
昨日(2018.10.05)をもって定期運用を終了した。
長年に渡り見たり乗ったりして慣れ親しんだ車両だけに寂しいです。
比較的最後まで残っていた原形窓を保つ6108F

1159S 我孫子行 6000系x10 6108F 2011.11.05 南柏~柏

947S 我孫子行 6000系x10 6104F 2011.11.23 南柏~柏
1次試作車
1968(S43)年4月に世界初のサイリスタチョッパ制御の実用化を図るために3両編成の
アルミ合金製車両として登場した(のちに北綾瀬支線でハイファンナンバーで使用された)
2次試作車
1969(S44)年8月にオールM車6両編成1本が登場した。この編成は主に複数ユニットでの
誘導障害試験や回生ブレーキ使用時の問題点の確認などを目的として造られた。1971年に
4両のT車を組込み10両化され01Fとなった。
1・2次車
1971(S46)年に大手町~霞ヶ関間開業で02F~13Fの12本が製造された。
1972(S47)年に代々木公園延伸開業に合わせ14F~19Fの6本が製造された。
3次車
1977(S52)年には代々木上原延長と小田急線乗入れのため20F・21Fの2本が製造された。
4次車
1981(S56)年に5000系10両x5本を東西線へ転用するために22F~28Fの7本が製造された
5次車
1984(S59)~1985(S60)年には輸送力増強用として29F~32Fの4本が製造された。
6次車
1988(S63)年に33Fと34Fが初の冷房搭載で製造された。
7次車
1990(H2)年には最終増備として35Fが製造されたが、組成変更予定が計画変更で実施され
ず2011年12月に廃車となった。わずか21年しか稼働していない。
廃車編成・・・03F・04F・09F・10F・14F・28F・35Fの7本で他の編成はインドネシアへ
譲渡され第二ステージで活躍しています。
その他のデーター
制御装置
CHOP未更新(7本)
(1) … 23,25,26,27(4本)
(2) … 33,34,35(3本)
CHOP換装済(9本)
三菱製 … 03,05,10,15(4本)
日立製 … 06,07,10 - 13(6本)
VVVF 3レベルインバータ 6M4T編成(12)
主電動機出力160kW 三菱製 … 01,04,09,16,18,20,21(7本)
日立製 … 02,08,14,17,19(5本)
VVVF 2レベルインバータ 5M5T編成(7本)
主電動機(かご形三相誘導電動機)出力165kW 純電気ブレーキ対応 三菱製 … 22,24,30,32(4本)
日立製 … 28,29,31(3本)
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データーは全てウィキペディアより