本日5月22日、令和5酒造年度「全国新酒鑑評会」の審査結果が公表され、弊社の大吟醸が昨年に続き今年も金賞受賞出来ました。
いつもの様に年明け早々に取り掛かり、留め添えを1月26日に終えた大吟醸ですが、恵崎杜氏から今年も米の融けが悪そうですと聞いてました。
前年同様に猛暑の夏を超えてきた米なので、今期も融けが悪そうなのは予想出来てたことですが。
昨年より醪(もろみ)日数を若干増やして対処したようで、2月下旬に入ってから上槽を迎えました。出来上がった酒を利いた恵崎君は少し薄い気がすると心配してましたが、私には余計な味が殆ど感じられない綺麗な仕上がりに見えました。
出品酒の送付日、恵崎くんが用意した数点の候補を、外に出てた長男を除いた5人で利いた結果、違った意見も出ましたが、最終的に私が迷うことなく選んだ1点が出品酒に決まりました。 それが金賞を戴いたので、私の舌もまだまだ捨てたもんやないですね。
令和に成ってから、元年はコロナの影響で結審が取りやめになったので、今期が実質4度目の金賞酒の発表と成りますが、その間の弊社の成績は此れで金賞が3度、入賞が1度と成りました。
恵崎君も1801酵母をすっかり手の内に入れれたようで、安定した造りが出来ています。
続いてくれると嬉しいですねぇ。