バイクの左のフロントフォークからのオイルが漏れているため、修理を兼ねてオーバーホールしました。

オイル漏れは滲む程度ならあまり気にしないのですが、垂れるほど漏れているので、かなりまずい状況です。


車体はHarley-Davidson 1998年FXSTC(エボのソフテイルカスタム)です。


少し走るといつも黒いダストカバーの辺りがオイルまみれになります。(写真はオイルを拭き取った後です)


車体をジャッキアップします。このジャッキは車用のパンダグラフジャッキを2台連結した特注品です。


ブレーキキャリパー、フロントタイヤ、タイヤカバーを外しました。


フロントフォークを外し、全てバラしてみました。

今回交換のため準備したジェームズのフォークシールキット。
この専用工具を使用して、フォークシールをフロントフォークに挿入します。これがないと無理です。

フォークオイルの規定量302ccを正確に測り、フロントフォークに入れました。

フォーク、タイヤ等を装着し、終了しました。

外したオイルシールです。
このシールがオイル漏れの原因だとは思うのですが、特に傷や劣化は無く、オイル漏れの原因はよく分りませんでした。

すぐにオイル漏れがないか確認したいところですが、雨が降っているので晴れたら改めてチェックしたいと思います。

本当は右のフォークオイルも一緒に交換した方が良いのですが、フォークオイルの手持ちが尽きてしまい、今回はオイルが漏れていた左側だけにしておきました。