こんにちは北千住静脈瘤クリニックです

突然発生した台風の影響で九州地方の水害が心配ですね

夏の異常気象の出現が読みにくくなりましたね

さて、静脈瘤を放置していると慢性的な皮膚炎を引き起こすこともあります。
かゆかったり、違和感がでていたり、茶黒く皮膚が変色したり、、といった症状が長引き、なかには、
潰瘍をつくってしまう場合も
皮膚科から慢性皮膚炎や慢性潰瘍の症状が治らず、ご紹介いただくこともあるくらいなんです!
このように足の血管のボコボコだけでなく、慢性的な皮膚炎や潰瘍を合併しているかた、、、足の太さが左右で違う、
足がむくむようになった、足がだるくて重いという症状がでてきたかた、、などなど、、、
その症状、静脈瘤かもしれません❗️





夏場に足がつる現象は、脱水や運動の影響でひきおこされるとはいいます。
しかし、夜間寝ている時に足がつると睡眠も浅くなり疲れが溜まりやすいです

こちらの患者様もななめに走るボコボコした血管が目立ちますが、足の太さもやや左右差が‼️
靴のサイズが左右でちがう、、、、靴下を脱いだあとにゴムのあとのつきかたが左右でちがう、、、といった様子があると、足の太さに左右差があるかもしれません
またスネの部分を指で押して、あとがついて、凹みがもどってこない場合、むくんでいる可能性が高いです❗️
静脈瘤は、遺伝しやすいとはいわれており、ご家族に静脈瘤の治療経験があるかたは特に要注意なんです
静脈瘤は、静脈の弁の異常が原因でおこります。 弁の異常があると、、、
心臓にかえらなければならない血液が、戻れず、血管内に停滞してしまい、いろいろな症状をひきおこします。
心臓に戻れない血液は、本来戻るべき静脈だけではあふれてしまうので、側副血行路とよばれる、周辺にネットワークを張っている血管にも溢れてしまいます。
交通渋滞で本線が混んで渋滞していると、そこから逃げようと裏道へと車があふれだし、裏道までも混雑しだすようすと似ています!

若くても、静脈瘤になりますし、妊娠や出産もきっかけで発症するかたも!
特に妊娠中はお腹が大きくなり、腹圧で下肢の血流が心臓に戻りにくくなりますね
また、ホルモンの影響で、血管が拡張したり、出産に備えて、体内の血液量(循環血漿量)を増やしていきますので、ますます、静脈瘤はおこりやすくなります
どうやら、第一子より第二子、第三子と、出産を経るごとに発症しやすくなるともいわれています
また、長時間の立ち仕事も静脈瘤の原因になりやすいです
美容師さんや調理師さん、看護師さん、、、といった立ち仕事のかたや、タクシーの運転手さんのような座ったままの姿勢で長い時間過ごす方もなりやすいのです。
静脈瘤の手術は片足(病的な血管ひとつにたいして)約20分ほど!
