両側の耳瘻孔！

こんにちは北千住静脈瘤クリニックです。

さて、、、静脈瘤の次に、手術件数が多い耳瘻孔、、、、！

皆様、夏休み期間やお盆休み期間に手術を、と考えられるようですね順次、手術予約が埋まっていきますのでご予定が決まっていらっしゃるかたははやめにご予約を❗️

当院は8月の皆様のお盆休み期間も変わらず診療しておりますので お気軽にご相談にいらしてください

(8月24日から8月31日まで夏季休業期間です)

今回は両側の耳瘻孔の症例写真です。

内腔を染色し、取り残しがないよう注意して摘出します。

摘出した瘻孔です⏬

無事に摘出できてスッキリですね！

術後一週間で抜糸です

傷跡は抜糸直後は赤みがありますが、徐々に白く成熟していきます。

 手術時間は、局所麻酔下に、片側約20-30分くらいの手術です。両側ですと60分ほどですね

お写真のご協力ありがとうございました！

耳瘻孔は片側にできることが多いですが、なかには両側に瘻孔がある方もいらっしゃいます。

「他院では 片側ずつでしか行っていません！」と言われ諦めてしまった、

「日帰りではできないといわれたので諦めた」というお話も伺います

当院では両側を同日中に摘出術を行なっておりますので両側の耳瘻孔の患者様、ぜひご相談してみてくださいね

耳瘻孔の術後の包帯、ガーゼについてです

『【動画あり】耳瘻孔、術後のガーゼ、どんだけ？！』

耳瘻孔の摘出動画です

『【手術動画あり！】耳瘻孔、とりました！』

耳瘻孔とは、、、うまれつき、耳の軟骨に穴があいている先天性疾患です。

片側の場合がほとんどですが、両側にみられることもあります。

耳は胎生期に、6つの原基が癒合して形成されます。そちらの過程でなんらかのミスエラーがあることで、耳瘻孔や副耳ができると考えられています。

なので、これらの疾患を同時にみとめることもおかしくはないですね

 耳瘻孔は穴があいてるだけではなく、内容物がなかからでてくる、

たまに炎症をきたして赤く腫れて痛くなる、

携帯を耳にあてたあと、携帯の画面に、臭いにおいのする内容物が、付着して困っていた、など

日常生活に困りごとがでてくることがあります

感染などはないけれども、穴から臭い内容物が出るのが嫌だ、ということで手術にいたることも！

もちろん無症状で経過しているからそのまま人生をともに過ごしているかたもいらっしゃいます。

また、感染を繰り返すため、感染がおちついたら摘出したい！というかたもいらっしゃいます。

(感染を繰り返すと瘢痕組織が増えるため、手術難易度があがります

可能ならば感染する前に摘出してしまうのがおすすめです。)

抜糸までの期間、プールや温泉、海水浴は控えていただきますが、シャワー浴は行えます。

抜糸が終わりましたら基本的には日常生活は普段通りになります。

(あえていうならば、色素沈着予防に、日焼けに注意してください)

耳瘻孔の摘出術は健康保険で行っています。事前に術前検査にいらしていただきます。

(術前検査の結果は3か月以内であれば利用できます。3ヶ月以上経過してしまった場合は再度血液検査をお願いする場合があります。)

このほかにも　できものが気になる、けがをした、けがの痕が気になる、やけどをした、、、などなど　形成外科一般、診療も行っております

【注意事項】

傷跡、瘢痕拘縮、再発、赤み、血腫形成、感染、麻酔のアレルギーなどの可能性があります。

８月診療スケジュールです

お盆シーズンも診療を行なっております。

腫れや内出血がでるような治療をするには長期休みがやりやすいですね

8月17日は日曜日診療を行なっています

月一回、日曜日診療をしています

普段は通院できない方もぜひお気軽にお越しください

【定休日】木曜日、日曜(月一回日曜日診療あり),祝日

北千住静脈瘤クリニック | 下肢静8月18日は脈瘤治療の外科クリニック

青い屋根が目印

北千住駅西口徒歩5分