こんにちは北千住静脈瘤クリニックです





だんだん街中もクリスマス、年末モードですね

年内に手術をされたいというかたからお問い合わせが増えております。
年内は12月28日まで診療をしております

シミやイボ、ほくろなど一掃したいかた、はやめにご連絡をください

さて、、、耳の前に穴があいている先天性の耳瘻孔、、、
こちらの患者様は両側に耳瘻孔があり、摘出しました

内腔を染色し、取り残しがないよう注意して摘出します。
摘出した瘻孔です
無事に摘出できて一安心ですね!
局所麻酔下に、片側約20分くらいの手術です
お写真のご協力ありがとうございます。

片側の場合がほとんどですが、両側にみられることもあります。
耳は胎生期に、6つの原基が癒合して形成されます。そちらの過程でなんらかのミスエラーがあることで、耳瘻孔や副耳ができると考えられています。
なので、これらの疾患を同時にみとめることもおかしくはないですね
耳瘻孔は穴があいてるだけではなく、内容物がなかからでてくる、
たまに炎症をきたして赤く腫れて痛くなる、
携帯を耳にあてたあと、携帯の画面に、臭いにおいのする内容物が、付着して困っていた、など
日常生活に困りごとがでてくることがあります



感染などはないけれども、穴から臭い内容物が出るのが嫌だ、ということで手術にいたることも!
もちろん無症状で経過しているからそのまま人生をともに過ごしているかたもいらっしゃいます。
また、感染を繰り返すため、感染がおちついたら摘出したい!というかたもいらっしゃいます。
(感染を繰り返すと瘢痕組織が増えるため、手術難易度があがります
可能ならば感染する前に摘出してしまうのがおすすめです。)
抜糸までの期間、プールや温泉、海水浴は控えていただきますが、シャワー浴は行えます。
抜糸が終わりましたら基本的には日常生活は普段通りになります。
(あえていうならば、色素沈着予防に、日焼けに注意してください)
耳瘻孔の摘出術は健康保険で行っています。事前に術前検査にいらしていただきます。
(術前検査の結果は3か月以内であれば利用できます。3ヶ月以上経過してしまった場合は再度血液検査をお願いする場合があります。)
このほかにも できものが気になる、けがをした、けがの痕が気になる、やけどをした、、、などなど 形成外科一般、診療も行っております
【注意事項】
傷跡、瘢痕拘縮、再発、赤み、血腫形成、感染、麻酔のアレルギーなどの可能性があります。
12月の診療カレンダーになります