今年もお世話になっている足立慶友整形外科様よりかわいいいお中元をいただきました。
院長先生のお人柄がわかるマスコットキャラクターですね
さて形成外科や皮膚科ではおなじみの粉瘤。
全身どこでもできる可能性はあるのですが、お顔にできてしまった場合、
大きくなる前に摘出しておきたいですね!
こちらの症例は左頬部の皮下腫瘍を自覚しており、局所麻酔下に摘出いたしました。
摘出した検体は病理検査に提出し、約10日から2週間ほどで結果が出ます。
良性腫瘍のひとつ、粉瘤でした。
粉瘤は形成外科領域では一番、馴染み深い良性腫瘍です。
皮膚に袋状の構造物ができてしまい、袋の中に脱落した角質や皮脂がたまって徐々に大きくなってしまったものです。内容物が酸化すると黒いカスのようにみえることがあります。
全身あちこち、皮膚がある部位にはできる可能性があります。
髪剃りで肌を痛めた部分や怪我をした部分、手術後の縫合部にできたりしやすいです。
耳の周りにもできやすいのですが、こちらは耳瘻孔と同じく発生過程のミスエラーによるものと言われています。
感染をおこすと患部が腫れて赤くなり、膿をためて、痛みや熱感を伴いだします
治療は主に、手術による腫瘍の摘出です。
(感染している場合は感染のコントロールしてから、症状が落ち着いたあと、1か月以降に摘出術の計画をします。)
気になるできもの、皮膚腫瘍、ございましたら
お気軽にご相談ください
北千住静脈瘤クリニック | 下肢静脈瘤治療の外科クリニック (kitasenju-varix.com)
【注意事項】
肥厚性瘢痕、内出血、再発、感染、局所麻酔薬アレルギー、などのリスクがあります。
病理検査の結果により、診断名、術式、コストが変わる可能性があります。
皮膚腫瘍摘出術の手術は保険診療で行っております。