もやもやした蜘蛛の巣みたいな血管 | 北千住静脈瘤クリニック

北千住静脈瘤クリニック

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ボコボコした血管のもりあがり(伏在静脈のような太い静脈)ではなく、細くてもやもやした青紫色の静脈の拡張、、、これは分枝型、網目状、蜘蛛の巣状の静脈瘤とよばれる静脈瘤の仲間です。





これらの治療のひとつに、硬化療法とよばれる治療がありますニヤリ


泡状にした硬化剤(ポリドカスクレロール)を気になる静脈に注入します。


すると、注入した血管の内側の壁が癒着するので、血流がなくなります。癒着して固まった血管はだんだん萎縮して消えて目立たなくなります。


あんまり細すぎる血管だと薬液をうまく血管内に入れられなかったり、薬液が漏れてまわりの皮膚に色素沈着を引き起こすため慎重に適応を見定めて行います。注意

 
硬化療法は保険診療の治療になりますOK
 
硬化療法の適応にはならない細すぎる静脈瘤には、ロングパルスYAGレーザーによる治療をお勧めしてますグッ
こちらは自費の治療になります。
 
足足の血管、気になる方いらしたら、これから露出がへる時期になりますから、やりやすい季節突入ですよ!ニヤリしっかり治療していきましょう足


【下肢静脈瘤硬化療法の注意事項】

硬化剤を注入した部分に、しこりができることがあります。一般的には2、3ヵ月で縮小し半年くらいで完全に消えますが、元の静脈瘤が大きいと1年以上かかることもあります。硬化療法を行った部位が、血管に沿って茶褐色になることがあります。治療後2、3ヵ月で最も目立つことが多く、消えるのには1年以上かかることもあります。

治療後、固まった静脈瘤に一致して赤く腫れて、ひりひり、ずきずき痛むことがあります。これは血栓性静脈炎を起こしたためです。いずれ治まるので心配はありません。早く治すには内服薬・塗り薬が有効であるため、そのような症状が出た場合には早めに外来を受診してください。

(高い濃度の硬化剤が血管の外に漏れた場合、皮膚壊死を起こす可能性があります。硬化療法を行った場所が青黒くなったり痛みが強い場合には、すぐに受診してください。

硬化療法の合併症としてごくまれに、深部にある静脈に血栓が生じることがあります。急に脚が腫れた場合には、深部静脈血栓症の可能性があるので、すぐに受診してください。

静脈瘤の中でできた血栓や深部静脈血栓が血流に乗り、肺動脈をつまらせることを肺動脈塞栓症といい、命にかかわることもあります。ただし深部静脈血栓症よりもさらにまれです。息切れ、運動時の呼吸困難、胸痛、血痰(けったん)などの症状がある場合には、すぐに受診してください。