美容医療診療指針によるPRPとbFGFの指針 | 北千住静脈瘤クリニック

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昨日の投稿のあと、問い合わせがありましたので、こちらに2022年秋に出版された日本美容外科学会の美容医療診療指針を掲載します。

https://www.dermatol.or.jp/uploads/uploads/files/guideline/biyo2v.pdf 


美容医療指針



たとえば、、、


「シミ、日光黒子、老人性色素斑にレーザーやIPLは有効か?」

といった内容にたいして、

「推奨度1 治療を希望する患者には強く推奨する」といったように、指針が明記されています。


ではPRPやFGFに関してはいかがでしょうか?


「顔面のシワ、たるみに多血小板血漿(PRP)療法は有効か?」

→推奨度2

治療を希望する患者には行うことを弱く推奨、提案する


と記載がありますね。


では、これに、


「顔面のシワ、たるみにヒト塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)添加多血小板血漿(PRP)療法は有効か?」

→推奨度2

行わないことを弱く推奨、提案するガーン

注入部の硬結や膨隆などの合併症の報告も多く、b FGFの注入投与は適正使用とはいえない、、、

と明記されていますねガーンガーン


b FGF製剤単体での注入に関しては記載はありませんが、、、

やはり注意が必要と思われます。


美容医療診療指針は有識者により定期的に見直され改訂されています。また、一般の方も購入できますのでウインク参考にしてみてくださいね!

(日本美容外科学会に入会していると必ず送付されてきます)