当院では、3種類の胚移植チューブを使用しています。

その硬さで使い分けています。

ソフトタイプ、ワイヤー入りの硬めのタイプ、スーパーハードの3種類です。

 

柔らかければ、子宮の頸管(入口部分)や子宮内膜への負担が少なくて出血も

起こり難いですが、子宮内腔に入り辛くて挿入できないことがあります。

 

チューブが硬ければ、子宮の頸管(入口部分)や子宮内膜への負担が大きくて

出血も起こり難いですが、スムーズに子宮内腔に入り易いです。

 

初回の採卵時に採卵終了後、膣内の出血確認の際に子宮ゾンデ(細長い金属の

器械)を用いて、子宮内腔の長さと頸管の向きを調べています。

 

麻酔が覚め切っていない状態なので奥様方の体の負担は小さくて済むことが

多いです。

 

この準備により、次からの胚移植時に用いる胚移植チューブを決めています。

 

院長

 

出産経験があれば、子宮内膜の時間的なズレは起きにくいと

されています。 数年間は、心配無いと。

 

初回の出産から4-5年経って、その間に体外受精をたくさんやっても

全然着床・妊娠しないことがあります。

 

そこでERA/ERPeak 検査を念の為に行うと、結果は子宮内膜に

時間のズレが半日~1日生じていることがあります。

その結果に基づいて胚移植すると見事に妊娠・着床することが

あります。

 

前回の妊娠・出産から2-3年以上経っても全く着床・妊娠しない

場合は、ERA/ERPeak 検査を検討しても良いでしょう。

 

院長

 

 

月餅です。

 

採卵2日前までにLH サージ(LH: 黄体形成ホルモンが上昇して排卵が

促される状況)が起きてしまうことがあります。

 

高刺激法のアンタゴニスト周期、PPOS, ショート法では滅多に起きませんが、

クロミフェンやフェマーラを使用する低刺激法や中刺激法では、要注意です。

 

クロミフェンには排卵を抑える効果がマイルドながらあるので重宝しますが、

フェマーラでは全くその様な効果はありません。

 

フェマーラを使用する場合には、アンタゴニスト(ガニレスト等)を併用する

ことがよくあります。

 

いずれにしても採卵2日にLH サージが起きてしまうことがあり、その場合には

アンタゴニストも使用しますが、これだけでは不十分なので採卵前日にボルタレンを

内服して貰います。(喘息がある方には使用が困難です。)

 

これで採卵当日に排卵してしまっていることが非常に少なくなります。

 

院長

 

6か月近く卵胞発育が無く、胚の発生停止が多く見られるケースでも

G-CSFを高温期に数周期注射していくと卵胞発育が認められて、

カルシウムイオノフォアを使用すると良好な胚盤胞まで育つことがあります。

 

G-CSFはサイトカインという免疫細胞から分泌されるタンパク質で顆粒球

産出の促進、好中球の機能を高める作用があります。

 

子宮内膜を厚くする効果も報告されています。

 

 

上北沢の讃岐うどんです。

 

今日は、シルバーウィークの中日です。

休日診療で9時から17時まで診療があります。

 

ホルモン補充周期で出血が起こって、胚移植がキャンセルになることがたまに

あります。

ご本人の体調が影響しているのか、排卵抑制に使用する点鼻薬(GnRHa,

ブセレリンやスプレキュア)が原因か、使用していないのが良くないのかは

定かではありません。

 

但し、次のトライでは点鼻薬を止めたり、使用していなければ使用するように

して、不正出血によるキャンセルに再びなった方はいません。

 

1-2日、少量の出血があることもありますが、止まってしまえば予定通りに

胚移植出来ることが多いです。

本格的に生理様の出血があると殆どキャンセルになるようです。

子宮内膜も薄くなってしまいますからね。

 

院長

 

 

さつまいも、バナナ、くるみのマフィンです!