先週、ジネコの取材があり、上記の方からの質問に答えました。
「保険での移植は残り4回、何がなんでも妊娠したいです。
① 現時点で結果が出ていない原因は?
② 妊娠率を高める対策は?
③ 子宮内膜が薄い場合、何mm程度を目指すと良いか?厚くする方法は?
④ 今後の治療の進め方のアドバイスを希望。」
➡次の様にお答えしました。
「① 原因としては、胚の異常(染色体異常も含む)、免疫異常、着床不全が考えられます。
② 対策としては、子宮内膜スクラッチ(もう既にやっているかも)、シート法、着床不全検査
(保険でもある程度検査可能)、子宮内フローラ検査、胚盤胞2個移植等が挙げられると思います。
③ 子宮内膜の厚さは、7-8mmが目安になります。厚くする方法としては、ホルモン補充療法で
移植するのは有効で、あとは温熱療法や運動療法も効果が期待されます。ビタミンE+Cは、内膜は
厚くならないかもしれませんが、血流を改善するので着床し易くなることが期待されます。
自費治療ならばG-CSFやPRP/PFC-FD療法が期待出来ます。
あと排卵周期で移植する方が内膜が厚くなる場合もあります。
多摩川の桜(昨日)