ここにいる意味があるとしたら


何をするためにここにいるのか




長いようで

あっという間に過ぎていく歳月の

出会いと別れ




こんなにも尊く、こんなにも切ない


数々の出来事の愛しさを噛みしめる




歳月が


わたしの中に

以前とは違うわたしをつくりだす



それらを抱きしめて眠る


今日のという日々を



いつかまた懐かしみ


思いだし思いだしては


瞼のうらに浮かべようとするのだろう



それだけは


何にも邪魔されない


わたしのだけの自由の世界




今年の夏至は


わたしに何をもたらしてくるだろうか



夏至



青い空と曇に期待しながら


頭上を見た



今という時がすすんでいく。