白い世界に灯りが点る



それがどんな明かりで

いつから点り始めたかというと



出会いで



それは人とは限らない



この世界で出会った何かが

わたしの世界に灯を点す



その灯りは

いつまで点いているか

わからない



大切にしたら

長く一緒にあれるかもしれない



一時心にとめて

時に流され行くものもある



人間はその感受性に時に悩み

苦しむこともあるけれど



すべては心に点された灯り






灯りはいつの間にか

遥か遠く




灯りが


わたしに点っている。