六月の雨の晴れ間

小さい庭で輝く君をみつけて

うれしかった


緑色を伴ったその自然な姿は

何者にも優る美しさ


不恰好でいい

A級品なんかじゃなくてもいい


内から湧くようなその輝きは

誰にも真似できない


天からの授かりもの

自然と誰にも備わっている


順繰り順繰り

一つずつ咲いていくうち

そこに咲いて居ることに

誰かが気付くはず


そして

きっと大切にされるはずだよ