いつだったか母親は
「あなたは絶対運がいい」
という本をもらった
『ありがとう~感謝します♪
ありがとう~感謝します♪
ありがとう~感謝します♪
ついている、ついている☆
感謝します、アーメ~ン☆♪』
口から生まれた歌を
母と娘は毎日歌った。
本当に感謝した。
それからもっと心を込めて歌った。
母の望みは娘らが幸せになれますように
という事だった。
自分には何もないけれど
憧れる人達の中に
娘を置いて、感化しましょう
少々変わり者の母のおかげで娘は
沢山の素晴らしい大人に出会えた。
それはお金に替えられない財産だった。
だから、お金持ちでなくとも
豊かな気持ちになれた。
自分はなんてついているんだと
いろいろ思い出す。
奨学金ももらえたし、
全く、赤の他人からでさえ、ピアノや
カメラももらった。
欲しいと思っていた
大きな熊のぬいぐるみやギター
アコーディオンまで手に入れた。
出会いがあったおかげだった。
でも使いこなせていないし、
修理も必要。
やっぱりもっと経済力がいるけど
ありがとう、感謝します。
自分で働いて収入を得よう。
そんな気持ちも与えられた。
だから、結局全てありがとう。
感謝します。
そんな娘が歌う歌声は
秋の野を優しくなぜる青空のようだ。
全ての若者たちが幸せでありますよう~
夢を持ってがんばれますように。
それを見守ることが出来ますように。
みんなで歌いたい
ありがとう感謝します♪と。
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