今回はイチワ一条店(1960~?)についてです。
この店舗はイチワ の一号店、創業店舗とも言える店舗で、1913年にこことは別の北1条西4丁目にて○わ渡辺商店として開業してから幾度の移転を重ね、1960年10月に三代目の渡辺充 氏がチェーンストア化を目指して改装したときにあったのがこの場所でした。セミセルフサービスを導入し、フードセンターイチワとして開業しました。
当時の合資会社一ワ渡辺商会を株式会社として法人化し株式会社一ワ渡辺商店を設立した、翌年の出来事でした。
現在この北1条西1丁目でイチワがあった当時と変わっていないのは清月くらいなのではないでしょうか。
イチワより清月を挟み隣にあった丸正デパートの跡地は、現在一階に学習塾の入るマンション(一燈ビル)となっています。
ここにあった丸正デパートの前身である会陽館にはイチワ(当時は一ワ渡辺商会)も1940年に鮮魚・塩干物・青果を取り扱う店舗を出していたそうです。
その会陽館も後に大火で焼けたあと1961年に建て替え丸正デパートとして営業再開、1999年に閉店し2012年に解体されています。
北見市の商業集積地の郊外化が進むにつれ、周辺にあった百貨店のまるいいとうは1986年に、きたみ東急百貨店は2007年に閉店し駅前は往時と比べると人通りは少なくなりましたが、きたみ東急百貨店が北見市役所を併設させたコミュニティプラザパラボとして営業を再開させたことで人の流れは維持されています。2018年にバスターミナルもパラボ一階から駅とパラボの間に移転し、公共交通機関と商業施設への連絡がスムーズとなり利便性が上がりました。
少し話は逸れましたが、今回はイチワの源流について触れました。まだまだわからないことだらけですので、Twitterでも当記事内のコメントでも情報をお待ちしております🙇♂️
当ブログもおかげさまで昨年10月で始めてから1年となり、今年で3年目に突入いたしました。今後もゆるやかにやっていくので見守っていただけたらと思います。今年もよろしくお願いいたします🙇♂️😊
ではまた✨
参考文献
▪イチワ創業八十周年記念誌
(1993年 イチワ▪月刊あるふぁ 刊)
▪北海道新聞 続 空撮わがマチ今昔① より
(日付不明 写真は2010年12月5日頃のもの)
参照リンク
2022.1.18 投稿