最近のネット広告では、みんな頭にこないか。あまりにもしつこくうるさい。それも巧妙に仕掛けてくるのが問題になっている。やり放題で、そこにコンプライアンスなどない。無法地帯だ。

 ネットでニュースを見ていたら、続きはその下をクリックしたりタップして見てくださいとあるから、ついタップすると、別の広告サイトに連れ込まれる。ちゃっかりとその間に入り込んで、邪魔をする。時間の無駄というよりない。ニュースの続きを読もうとして、いらぬ余計な広告に連れ込まれて、なんで、おまえがそこにいるのだと、その広告の会社からは二度とモノは買わないとなる。広告効果は常にマイナスで、イメージは悪くなるのが、企業は知らないのか。自分たちがそういうイライラする、ストーカーみたいな広告でいつも邪魔されていると、邪悪な会社と思われる。見て、見てとうるさいのだ。

 そうかと思えば、紛らわしいところにやはり貼っていて、ダウンロード無料ですと、何かのアプリをダウンロードしようとしたら、その下に待ち構えている。それはそのアプリではなく、全然関係のないゲームであったりする。しかも有料サイトになっていて、知らないうちにそのアプリをダウンロードさせられている。わたしは何度、腹が立って、アンインストールばかりしているか。きっと、みなさんもそうなのだ。如何にダウンロードさせるかと、悪意のあるやり方では、逆効果で、企業イメージは悪くなるだけで、わたしのように、絶対に買うものかとなる。マイナス効果、マイナスイメージよりないのに、それでもやろうとする無神経さにまた腹が立つ。

 そういうネット広告の手をダークパターンとか、クリックベイトというのだそうだ。

 それは取り締まりできないのは、法的な拘束力がないからだ。ネット社会でもなんでもありありではいけない。おかしいものは取り締まり、デジタルポリスが動いて、取り締まり、罰則対象にするなど、法的なルールを作らないといけないのではないのか。デジタル庁がやるのか、警察などが関与するのか。国で、そういう悪意のあるネット業者に対して、刑事罰も適用できるようにしてもらいたい。

 どれだけ利用するわれわれが迷惑していることか。野放しだから、かつてのDMのように郵便受けに溢れていたときを思い出す。その中には詐欺もあり、誹謗中傷の怪文書もあった。いまは、それがネットなのだ。テレビの広告、新聞などの活字媒体の広告はそんなことはないが、ネットは乱入してきて、どうにも手がつけられない。ポップアップ広告もうるさい。ゲームで麻雀をしているが、大手の企業の広告でも、見たくないので、×を押して消そうとしても消えないようにしてある。何度もそうやって、短気なわたしはゲームをやめてしまう。続けないように細工するなと言いたい。それはいくら広告で稼いでいるゲーム会社とはいえ、マイナスではないのか。広告をなくすためには有料にしたらいいとはいうが、そこまでして遊びたくない。

 その消えない広告も問題で、居座る。どうしても消えないので、スマホの電源を切る。まるでウイルスのようなやつらだ。それもわたしはには関係のない女性向けのエステであったり、化粧品であったりする。どうしてじじいが口紅をつけないといけないのだ。加圧下着でスタイルをよくしないといけないのだ。

 

 広告にもルールとマナーはある。それをきちんと規定して、法的に禁止したらいいだろう。表現の自由でなんでもありありだから、都知事選挙のポスターのようなバカな連中が出てくる。見てほしい、目立ってほしい、注目するにはエロでもなんでも低俗に出してくる。エゲツないのは、ネット広告でも氾濫している。いまはそういうのが幅を利かせて多くなってきたので、ネット社会は危険でいっぱいだ。そういう悪質な広告で嫌がらせする業者は排斥しよう。みんなで不買運動まで起こすときっとやらなくなる。反感よりない。買いたい人はネットで調べて買う。不特定多数の人たちに無駄な無差別攻撃はやめよ。まだターゲティング広告のほうが見てくれる。関心があって調べているから、欲しいものの検索で似た商品を出してくるのはまだありがたい。あなたはこれも興味がありますねと。数撃ちゃ当たる式の広告公害はもう終わりだ。

 

 SNSで友達申請してくる人、ブログを見ているとファンのふりをしていい寄ってくる若い女性の顔写真も、作り物ばかりで、不気味だ。みんな合成した可愛い顔だが、目が異様に大きい化け物。しかも、メールで来る文章も、どこかおかしい日本語。あなた、日本人ではないですね。もう少し日本語の勉強をしていらっしゃいと、その日本の名前の彼女に返信する。それは男かもしれない。すぐに金や投資の話になる。成りすましもあって、芸能人たちも困っている。うるさいくらい毎日のように来る。一番いいのは、電源を落とすことだ。ネット接続を切ることだ。そうしたら詐欺も広告も危ないやつらも入ってこれない。連絡はメールではなく、手紙を書いて。AIの偽物ばかりだから、これからは、挨拶の最初に、「あなたは人間ですか?」とそこから入ろう。