テレビのクイズ番組はいまも続いていて、人気があるのか。東大王と芸能人でも、いい大学は出ていて、物知りばかりが挑戦する。ヘタなくだらない番組よりはそれがボケ防止にもなるし、頭のトレーニングになると、わたしは好んで見ている。
ネットでも、いまは漢字はどう読むとか、英語ではなんと言うかとか、算数の簡単な問題もよく出てきて、それも暇潰しにはちょうどいい。
算数の、小学生でも判る問題が、社会人で、そういう子供を持っているお父さんでも、普段は会社で使わないと忘れる。
今朝のネットニュースの合間に、こういう算数の問題が出ていた。
あなたは分かりますか？
40-16÷4÷2
これが解けないと、小学生の子供にバカにされる。パパって算数できないねと。
そういう問題が、ネットで次々に出てきて、それはクイズのように面白いとやっている。だいたいは当たるから、まだまだわたしもボケてはいないようだ。
大人が意外と間違える 「8-0÷4+4」を暗算で計算してみよう！
【漢字パズル】同□、芝□、住□、皇□．．． □にはいる漢字は？？
絶妙に読めなくて悔しい……。「阿列布」の正解知ってる？【読めたらスゴい漢字】
大人は忘れている数学 「256」の平方根は？
「飲み放題」を英語表記にすると、「a○○ y○○ c○○ d○○○○」のような４つの単語を組み合わせた英語になります。
どうですか、判りましたか。脳トレはいま遊びとしてはいいので、ゲームをやるよりは、そうした認知症にならないために、頭を使うトレーニングで、こういうネットに出てくる問題を解いている。それは暗算で、電卓を使わないようにする。頭の中に数字を置く。そうしないと訓練にならない。
よく、老人のテストで、ボケているかと調べるに、暗算で、100から7をずっと引いてみてくださいと言う質問がある。100-7は93,93-7は86……と頭の中で引き算してみる。それができたら、あなたは大丈夫。
(精神科の和田秀樹先生が言うには、脳トレで認知症予防にはならないとか。それより会話と言っている。なのだが、頭は使わないと体の筋肉と同じで動かなくなりそうだ。)
確かに、平方根や微分積分など、習ったが、社会では使わないからすっかりと忘れている。
社会人に出す算数で、簡単な1/2＋1/3という分数の足し算も、できない人がかなり多いという。子供らに笑われるが、分数なんか会社では使わない。漢字なんかも、忘れている。それもパソコンやスマホでも、変換すれば即出てくるから、思い出して書くということをしないから、ますます漢字は忘れてくる。なんでも機械がやってくれ、AIにしても答え一発で、思い出すということがないと、脳は退化してくるだろう。
わたしは今年の六月に運転免許更新があり、初めて新高齢者講習なるものを受ける。運転適性検査とはどういうことをするのだろうか。認知症であるかどうか調べることもするのか。前に、叔父から聴いたら、目の前に果実や動物の絵札を五枚見せて、伏せると、それを言わないといけないとか、まずは、生年月日と名前を言えないと失格だ。わたしなんか、たまに住所を忘れる。前の奥さんの名前が出てこない。それも一時で、頭が真っ白になるときのことだ。大丈夫かと自分でも不安になるときがある。物忘れは仕方がないが、運転などのときはブレーキとアクセルを間違えたらいけない。一通逆走も、道路標識の認識がされていない。
免許更新では実地もあるのか。この三年は運転していないので、大丈夫かと思う。息子の車もたまには運転してみないと。
いくら本ばかり読んでいても、知識は使わないといけない。英語も続けての訓練で、こう言われたら、どう返すかという問題も、ネットで見て考える。それとて、海外旅行もしばらくはしていないので、話す機会がない。みんな忘れてくるばかりだ。ところで、今日は何日で何曜日だったかな。