秋の風物詩の一つでもある千歳川の鮭捕獲は、千歳川畔にある道の駅「サーモンパーク千歳」近くにある「インデアン水車」で行っています。

 

千歳川を遡上してくる鮭を籠を取り付けた水車(捕魚車)に追い込んで捕獲します。

 

 今年は8月21日から始まっています。捕獲をしている「日本海さけます増殖協会」のデータでは9月10日までの捕獲数は4,540尾です。

 

昨年は11,388尾、一昨年は42,338尾で、これらと比べると今年はかなり少ない感じです。2000年以降の9月10日現在の捕獲数を見ると最も多かったのは2004年の76,653尾、次いで2005年の71,101尾。1日平均では19,728尾です。

 

 最も少ないのは2008年の1,788尾で、今年はこれに次いで少ない数です。遡上数は遡上時期が早いか遅いかに左右され、年によって大きく違うようです。遡上のピークは10月だそうですからこれから本格化するので速断はできませんけれど、それでも今年は何らかの理由で鮭の遡上が少ないか、遅れていると言えそうです。

 

 9月10日現在の捕獲数がもっとも少ない2008年は総捕獲数も一番少ない48,437尾にとどまっています。過去最多の2022年の587,475と比較するとずいぶん少ないです。今年はどうなるでしょう。

 

 今年は遡上数がまだ少ないのでインデアン水車で実際に水揚げしているのをで見ることができる機会は少なく、私はこれまで4回訪れましたけれど、一度もチャンスに恵まれていません。

 

インデアン水車。

 

インデアン水車の中を通らないと上流へは行けないので手前にはたくさんの鮭が集まっています。

 

実際に捕獲を見るチャンスにはまだ恵まれていないのでライブカメラの映像です。

 

 買い物で街中へ行ったときに車を道の駅の置き、インデアン水車のそばを通って散歩しています。千歳川沿いには両岸に遊歩道が整備されているので、車に煩わされず安全かつ快適に歩けます。

 

 

 

 

 

 昨日は散歩中頭上で突然轟音がしたのでびっくりしてカメラをのシャッターを押すと、自衛隊の戦闘機が急上昇したり、戦闘機が政府専用機を護衛するように飛んでいました。15日に自衛隊の航空祭が開かれるのでその展示飛行の練習かもしれません。