暑いとはいえ、これまではさほどではなかった千歳市にも厳しい暑さが訪れてきました。「危険な暑さ」と言うほどではありませんけれど。

 

 今日の最高気温は平年を1.7℃上回る27.5℃だったものの、7日の最高気温は29.7℃、8日は29.1℃と真夏日寸前でした。予報では明日から一週間くらいは真夏日になりそうです。北海道の人々は暑さには慣れていないので厳しい日々を迎えることになるのでしょうか。これまでに最も暑かった昨年、千歳市の真夏日は7月が5日、8月は10日ありました。ことしは7月は22日の1日だけで8月はまだありません。

 

 暑さの本格化で家の前の道路沿いのコスモスが咲きそろい始めました。地域の環境保全会が「コスモスの里づくり」を目指して毎年配っている種を蒔いたのです。

 

 

 地域の農家のブルーベリー畑の上で凧の鳥が舞っています。カラスやヒヨドリの食害から守るために飛び回っているのです。効果はあるのでしょうか。

 

 

木立の中で蛾の幼虫らしいのを見つけました。なかなか格好がいいです。スズメガの仲間の幼虫のような気がします。

 

 夏を謳歌するように我が物顔ではびこっているガガイモに実がなっていました。名前のガガは方言でスッポンだという説や、古名は「カガミ」または「カガミ草」だという説などあるそうです。「イモ」と言うのは実の形から来ているようです。夏の季語です。

 

 ガガイモは全体的には毒があるものの、若芽や若い実は食べられるそうです。私は食べたことはありません。若芽はおひたしなど、実は炒め物などで食べられるそうです。ネットでは「実はオクラのようでおいしい」と書いている人もいます。

 

 先日散歩していたら木々の間から鳥が突然飛び出してきて、近くの枝に止まりました。私の足音に驚いたのかもしれません。私もびっくりしました。逆光ではっきりしませんがヒヨドリの親子に見えます。影絵のようです。

 

 

 少し前千歳川沿いを散歩していたらルアーで釣りをしている人がいました。私が一旦通り過ぎてまた戻ってきたとき、ちょうど大きな魚が釣れたところでした。私が「大きいですね」と声をかけると二人は魚を隠すようにいてしまい顔も見せないようにして「ブラウンだよ」と大きな声を出しました。外来魚のブラウントラウトのことだと思います。でもそれなら隠すことはないのにと思って通り過ぎました。

 

 道内の河川は漁業権が設定されている川はほぼなく、遊漁券などは必要ないところがほとんどです。ただ釣りは一切禁止されている川が一部にあるほか、一定時期のアユやヤマメはすべて禁漁となります。またサケやマスは一切だめです。千歳川の場合はサケが遡上する8月21日から10月末までは一定区間ですべての魚の採捕が禁じられます。

 私が見たのは7月末でしたから釣りが禁止されている期間ではありあせん。ですから釣ったのが本当にブラウントラウトなら隠す必要はないのです。私なら得意がって見せるところです。奇妙な釣り人でした。

 

 

 

魚をたも網で引き揚げた直後です。動作がちょっと。

 

足で隠されてしまい、釣ったのがどんな魚か見えませんでした。

 

流れがカーブしているところで釣りのポイントのようです。